■【言いたい放談】=いまを生きる覚悟=、今の民主党を凌ぐ

■【言いたい放談】今を生きる覚悟、今の民主党を凌ぐ
◆週刊現代
ゴールデンウイーク05/12合併特大号にて
<<【全国民必読】曽野綾子×クライン孝子 
「覚悟と品性」――いま日本人に問われていること
http://www.zassi.net/detail.cgi?gouno=31354 >>
(註;弊社HPでもご紹介させていただいております。
http://www.chichi.co.jp/book/20120423_gendai.html
致知出版社 番園雅子拝)=
として曽野さんとの対談が大きくとりあげられましたことで、
多くの皆様から、本を手にしての感想メールが届いています。
ありがとうございます。。
これも常に師と仰ぐ作家曽野綾子氏、
この企画の機会を作って下さった「致知出版社」
そして『週刊現代』のご好意の賜物。心から
お礼申し上げます。
◆【言いたい放談】今を生きる覚悟、今の民主党を凌ぐ[桜H24/4/27]
◆今回の言いたい放談は、まずはじめに小沢氏の無罪判決
◆石原都知事は「限りなく黒に近い。国民うんざり」とコメント
◆数にものをいわせ、政治を行う時代はすでに終わっている
◆いずれ近いうちに、民主党はばらばらになって解体!
◆一方、国際情勢に目を移しますと
◆日本政治の混乱のもとになっている主な問題点を指摘
◆1)TPP問題
◆A)石原都知事「反対!TPPは米国の策略。賛成は頭冷やせ」と発言、
◆そうそうこれに関しては、つい最近、日本でいいニュース
◆C) チャンネル桜も【TPP】櫻井よしこ氏から野田首相へのエール
◆今回、全国農業協同組合中央会や消費者団体などが米紙に意見広告
◆3)さて最後は原発再稼動問題
◆ところが、今回福井「大飯原発再稼動」ニュースを知るにつれ、
◆いったい何が起き、現在どうなっているのかもわかっていない。
◆加えて橋下氏の「再稼動待った」
◆案の定、海外からも非難の声、
◆しかも福井では活断敦賀原発が活断層の上にあるというレポート
◆こんなことは原発推進派にとっては、すでに計算済み?
◆どうも今回の福井の「大飯原発再稼動」に端を発して
◆企画は見事成功したらしく、さっそく主催者側のブログで、
◆次のステップで、舞台はさらに大規模なものに
◆この意見広告ですが、世界的に著名な横尾忠則氏は
◆という一幕も加わって、ネットの間では(なぜか新聞やテレビは沈黙)
◆なぜなら、ちょうどこのころストレステストの最終段階が
◆あわよくば、再稼動を一挙に既成事実化してしまう?
◆肩書きを隠れ蓑に、原発推進派看板女性=人寄せパンダとして
◆奇妙なことに多くのメデイアもまた、氏の役割を黙認
◆彼らの奇妙な、(ジャーナリズムの恥ともいうべき)魂胆のウラとは
◆東電広告費 116億円! 昨年度(2010年)
◆これに群がるためには何が何でも『原発推進』キャンペーン
◆堕ちましたねえ、日本のマスコミ!
◆◇◆
曽野綾子+クライン孝子共著「いまを生きる覚悟」
http://shop.chichi.co.jp/item_detail.command?item_cd=958
クライン孝子  著書紹介一覧
http://www.takakoklein.de/buch.htm

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◆言いたい放談−いまを生きる覚悟、今の民主党を凌ぐ[桜H24/4/27]
http://www.youtube.com/watch?v=uk-0StcKLIQ&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg&index=7&feature=plcp
<<北朝鮮の弾道ミサイル対応で、その危機管理能力の低さを
世界中に知られてしまった民主党政権であったが、
さらに今回の「小沢騒動」で政権運営が危機に追い込まれ、
もはや海¬外からさえ「民主党政権の終焉」が予定表に組み込まれた。
あまりの統治能力の欠如は、もはや東アジアの不安定要因と化しており、
世界レベルで迷惑を撒き散らしていると言っ¬ても過言ではない。
しかし、この危機さえ乗り越えれば、
日本は再び世界のプレイヤーに復帰するポテンシャルを秘めているのだから、
諦めずに頑張っていくしかないのである。
¬今回は、最悪の現状の中で日本再生の希望を話し合っていきます。>>

◆というわけで、今回の言いたい放談は、
まずはじめに小沢氏の無罪判決について水島さんと
お話しました。
結論は、下記の水島さんのコメントにあるとおり、これでほぼ、
民主党の運命は決まったも同然ということです。
【民主党解体か】小沢一郎元代表に無罪判決[桜H24/4/26]
http://www.youtube.com/watch?v=qvHJou55JVU&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg&index=20&feature=plcp
小沢氏「無罪」の判決で一瞬安堵し、指定弁護士は天仰いだ
そうですが・・・http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120426-OYT1T00561.htm?from=top
国民の多くは、内心『小沢って、又検察をあごで使い、黒を
白にかえて、逃げ切ったな。汚い野郎だ』と思っているに違いない。
◆さっそく、石原都知事は
「限りなく黒に近い。国民うんざり」とコメントし、
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120427/lcl12042719520001-n1.htm
【西田昌司】参院議員は
小沢一郎裁判、「無罪」判決は「無実」に非ず[桜H24/4/26]
http://www.youtube.com/watch?v=qOhp0BEsjwE&feature=youtube_gdata
そんな小沢氏に愛想をつかした松井一郎大阪府知事は
「小沢グループとの連携ない」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/topics/west_affairs-16806-t1.htm
産経社説の
=小沢氏無罪判決 証人喚問で「潔白」示せ このまま復権は許されない
http://sankei.jp.msn.com/column/topics/column-14593-t1.htm
にもあるとおり、そう、国民は小沢氏の手練手管にうんざりし、小沢氏をすでに見限っているように見えます。
理由はバブル崩壊以後、とりわけ、昨年の3・11時件以後、国民の意識は180度
変わってきているからで、
つまりそれくらい、国民により、政治家をはじめ従来の日本の指導層に対する
見る目が厳しくなっています。
山猿のボスよろしく、カネで子分を手なずけ、
◆数にものをいわせ、政治を行う時代はすでに終わっっているからです。
もとより民主党は、政治哲学など皆無で、ちゃんこ鍋のごった煮みたいな
寄り合い世帯!
これでは念願の政権についたとしても政治などできっこない。
その運命たるや歴然としています。つまり
◆いずれ近いうちに、民主党はばらばらになって
解体する。それが目に見えています。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120427-OYT1T00465.htm

だからといって、野党(自民党)も生気がない。腰が引けている。
何しろ、一昔前なら新米の一年生議員など、古株の議員に
とっては、小僧っこ扱いで、眼中になかったはずなのに、
今や事情は全く逆転し、
若手の小泉進次郎氏にまで、国民の人気が集中することもあって、党内批判でいたぶられている始末!
例の問題でも「審議拒否方針」という措置に批判という形で、
不満が表面化しているのに、打つ手がないというのですから情けない。。
http://mainichi.jp/select/news/20120422k0000m010036000c.html

◆一方、国際情勢に目を移しますと
今や中東ではイスラム教国VSイスラエルで一触触発状態
エジプト:イスラエル向け天然ガス輸出契約を打ち切り
http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000e030179000c.html
アジアではインドに続いてパキスタンが、核兵器搭載可能な弾道ミサイル試射に成功
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE83O04N20120425
し、なにやら中東とアジア地域がきな臭くなってきています。
そんななかで今、最も頼りになるべきはずの日本ですが、国際オンチがたたって、蚊帳の外扱い。
本来なら、日本がその主導権を握って、中東・アジアにおける役割を果たすべきだし、事と次第によっては、この機会に日本の外交手腕を世界に示し、お株を上げることができるというのに・・・、
何おかいわんや!。
国内政治の混迷に手をとられてにっちもさっちも行かないというのですから、
そこで思いつくままに
◆日本政治の混乱のもとになっている
主な問題点を指摘しますと、
◆1)一時賛否両論で沸騰して国を二分するまでに
揺るがしたTPP問題、
これについて早くも
BSE:米で確認6年ぶり4例目 http://mainichi.jp/select/news/20120425k0000e030136000c.html
というニュースが世界を突っ走り、
これがもとで、インドネシアでは狂牛病発生を憂慮し、
米国からの牛肉輸入停止を実施しました。http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE83P02L20120426/
そのようななか、
◆A)石原都知事がすばやく
「反対!TPPは米国の策略。賛成は頭冷やせ」と発言、
http://www.youtube.com/watch?v=Ufnr5Y_dk4Q
B)私も都知事発言直前でしたが、拙日記で
■櫻井よしこ氏のTPP賛成論は隠蔽工作か、それとも無知によるものかとして大豆の遺伝子組み換絵に疑問を投げかけ
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20111110/1320908485
と、賛成派の動きをけん制したものでした。
◆そうそう、これに関しては、つい最近、ついでに
記述しますと、以下の朗報が流れています。
ほぼ無農薬 自慢の大豆 菰野町で限定販売
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20120428/CK2012042802000018.html
つい最近では遺伝子組み換え問題一つにしても、日本人はその気になって、真剣に取り組めば、「成せば成す」能力があることを証明して見せました。
◆C) チャンネル桜も
【TPP】櫻井よしこ氏から野田首相へのエール[桜H24/1/12]
http://www.youtube.com/watch?v=CzhAa860ijI
と第二次世界大戦後、米国との戦争に負けたがゆえに
その従米主義に甘んじ、日本の言論界に睨みを利かせ、王者的地位を築いていた「戦後保守」に疑問を投げかけ、一体「戦後保守」とはなんであったかが問われはじめているのは周知の通りです。
そのようななかで賛成派などはそのい先棒を担いで、
国家基本問題研究所が『意見広告』
http://jinf.jp/wp-content/uploads/2012/03/hou3.jpg
を出し、反対派へのデモンストレーションをを試みて
いますが、どうやら形勢は不利らしく思われます。
なぜなら、日本も指をくわえておとなしくしているようでは
いずれ日本はアメリカによって日本農業は壊滅状態煮の陥る
という危機感を感じ、この時期ただ指をくわえて成り行きを
見守っているわけには行かないというので、
◆今回、全国農業協同組合中央会(JA全中)や消費者団体などが
「TPPは「未来を奪う」という意見広告を米紙にhttp://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=992170
に出して反撃し始めたからです。
◆3)さて最後は原発再稼動問題です。
この問題について
まず最初に断っておきたいのは、私は、「脱原発には賛成」の立場を貫いています。
けれどもないが何でも『脱原発』ではなく、「段階的脱原発」
とでもいうのでしょうか。
福島第一原発電事故で、昨今脱原発の声が日に日に高まっていることを危惧し、「せっかくストレステストを実施し、ゴーサインがでているというのに、事故を理由に何が何でも再稼動に反対するだけではなくて、かくも電力を原発に依存してきた日本において、いきなり即全廃というのは、無責任極まり無い。そうではなくて、段階的に、寿命が尽きたものから、廃炉にし、その間何十年か時間稼ぎをしたうえで、当面は原発と共存しつつ代替エネルギーの開発にまい進し、その態勢を整えるのが賢明な選択ではないのか」というものです。
◆ところが、今回福井の「大飯原発再稼動」ニュースを知るにつれ、
どうやら、これをきっかけに政府やその関係者たちはなし崩しに
再稼動への道をつけようとしているのが、ありありとわかり、
今では『ちょっと待てよ』。これは性急過ぎる。いま少しじっくりと腰をすえて、政治的というだけでなく科学的根拠=データに
基ずく限りなく正確にちかい答えを出すことで、再稼動への道を探る必要がある」
そう思い始めました。
その私の言い分をかなりの部分で代弁してくれているのが、
●日本ペンクラブによる声明「大飯原発再稼動に強く反対する」
http://www.japanpen.or.jp/statement/post_295.html
<<政府はいま、関西電力大飯原発の再稼働を強行しようとしているが、日本ペンクラブはこれに強く反対する。
そもそも東日本大震災で事故を起こした福島第一原発は、各号炉の内部に近づくことすらできず、
◆いったい何が起き、現在どうなっているのかもわかっていない。にもかかわらず、他の原発一般について、机上のストレステストのみで安全性を確認したとする政府判断には信頼を置くことはできない。
ましてその判断のもとになった評価を、これまで原子力規制をおこたり、数々の失敗を重ねてきた原子力安全保安院が担うということは、とうてい国民が納得できることではない。
現在の民主党野田政権は菅前政権の脱原発方針を引き継ぎ、脱原発依存を謳ったのではなかったか。
まずやるべきは、福島原発事故の検証を行い、国内の各原発をいつ、どのように廃棄していくかの工程表を具体的に示し、代替エネルギーの研究開発と実用化の道筋をつけることである。以下略>>
です。
◆加えて橋下氏の「再稼動待った」
政権に原発8提言提出 「安全宣言は国の危機」
http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201204240201.html
発言や、橋下攻撃におろおろする関電の理由として、http://media.yucasee.jp/posts/index/10978?oa=ymb6137
<< 節電の垂れ幕がかかる関電本社(大阪市北区)
 昨年3月の東日本大震災発生時、府知事だった橋下氏は、
原発に100%反対ではなかった。
「エネルギー政策には詳しくなく、
ある程度は原発を容認する発言をしていた」
(全国紙府政担当記者)という。

それが、いまや反原発一色。
その原因のひとつが、原発について関電の関係者からレクチャーを
受けたときのこと。
「老朽化している原発の延長と新規計画は、見合わせてほしい」
と発言した橋下氏に、関電関係者は、尊大な態度で
「エネルギー政策は国が決めること。自治体の首長は関係ない」
と発言したという>>
という報道に接し、
今回の福井でのなし崩しとも受け取れかねない日本の原発再稼動にはいま少しブレーキを掛け慎重になるべきではないか。
◆案の定、海外からも非難の声が起きて、
EUで、原発審査報告書やり直しのさなか、
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012042701001240.html
チェルノブイリ視察団も、今回の日本の再稼働には批判的です。http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000141204260002
日本の国民サイドにおいても
大阪では大飯原発再稼働「ノー」で (参加者の内訳=色分けはさておき)、
600人がデモに参加しているとのことで、この動きを全く無視するわけにはいかないむーどにあります。。
http://www.asahi.com/national/update/0428/OSK201204280029.html
◆しかも福井では活断敦賀原発が活断層の上にあるというレポート
も出ており、これに対してその危険を避けるために橋下大阪市長は
廃炉も主張しています。
http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_432654
しかも福井は厄介な「もんじゅ」問題も背負っておりますし・・・
◆こんなことは原発推進派にとっては、すでに計算済みだったのでは
ないでしょうか。
だからこそ、」「大飯原発再稼動へのシナリオも用意周到に
進めようとした!
ほかならぬ『脱原発』への巻き返しで、
これを進行するに当たってのロードマップとでもいう代物です。
これは単なる私の推測に過ぎないのですが、
◆どうも今回の福井の「大飯原発再稼動」に端を発して
原発推進派が仕組んだなし崩し再稼動(と勘ぐられても仕方がない)巻き返し工作
のスタートとして、実は福島第一原発事故5ヶ月後の8月、福井で開催された櫻井よしこ氏講演会があります。
◆この企画は見事成功したらしく、、
さっそく主催者側のブログで、
氏の「脱原発」批判インタビューについて、
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2391844
<<2011/08/08 20:32
 昨日は、福井市で「櫻井よしこ特別講演会」があった。国家基本問題研究所の会員拡大企画の一環でもあり、東京から高池勝彦事務局長、山崎晴子スタッフも同行した。
 聴衆2000人を超え、追加のビデオ会場が用意されるなど盛況だった。
 講演後に福井放送(FBC)が控え室でインタビューを行い、今日の夕方放映されたが、櫻井氏が、情緒的な「脱原発」は電力不足から経済をおかしくし、若者の就職機会も奪う、菅首相の言葉には「一言も耳を傾けてはならない」と強調した部分に焦点を当てた編集だった。適切だと思う。>>とコメントがだされたものです。
この講演会が大成功に終わったことで(気をよくした?)
◆次のステップで、舞台はさらに大規模なものになります。
講演2ヵ月後、平成23年10月20日(木)の大新聞や一部の雑誌に大々的
に掲載されることになった
国家基本問題研究所意見広告『選ぶべきは脱原発ではありません』
http://jinf.jp/news/archives/6127
がそうです。
◆この意見広告ですが、世界的に著名な横尾忠則氏の
<<11月4日17時21分
@横尾忠則
櫻井よしこさんが原発推進と思われる意見広告を読売新聞に出されたことを今日、そのコピーで知りました。
そこにぼくが3年前に描いたマークが使用されているのも初めて知りました。
当初は原発が問題になっていない時で、日本を考えていくための有識者の団体だと聞いていました。

それが原発推進の行動を起こそうとされているようです。
ぼくは元々原発には反対の立場で、現在、脱原発のポスターも制作中です。
そんなぼくのマークを使用すること自体この団体は自らの主旨に反することを行っていることになるので、以後マークの使用を一切禁止するよう抗議しました。>>
◆という一幕も加わって、ネットの間では(なぜか新聞やテレビは沈黙)
かんかんがくがく原発賛否両者の間では、少なくとも、良し悪しはさておき、いろんな形で話題を提供することで成功しました。。
その後です。
この話題提供後、騒ぎが一段落したところで、次はいよいよ大飯原発再稼働へと世論操作にとりかかる?
この作戦ですが、是非はともかく原発強行推進派にとっては、かなり成功したといえます。
◆なぜなら、ちょうどこのころストレステストの最終段階が北電・泊原発3号機にあたり、いよいよ5月5日に運転停止されるというその時期とおり重ねる形で、「大飯原発」の再稼動がマスコミを通してニュースとして
流されたからです。
その魂胆とは何か
答えは簡単明瞭です。
◆これをもって、あわよくば、再稼動を一挙に既成事実化してしまう!
その主導者=黒幕は一体誰なのか。
政・官・財の御三家とそれに群がる原発利権屋であり、そのプロパガンダの使い走りとして、あろうことか、
この行動を監視し、国民にこの事実を知らせる義務のある第4権力の立場にあるメデイア、そして言論人までもが、彼ら原発推進派の肩を持つ
ことで、再度、国民の目を目くらまそうとした。
これにジャーナリストであり、国家基本問題研究所理事長櫻井よしこ氏が一枚加わり、
◆その肩書きを隠れ蓑に、原発推進派の看板女性=人寄せパンダとして見事にその役割を演じて見せた。。
事実、その著名度もさながら、氏が美人であることで、原発推進派にとって氏をその司令塔として担ぎ出すには適役だったのであり、氏にとってもうってつけの役周りを演じたことになります。
◆奇妙なことに多くのメデイアもまた、氏の役割を黙認し、時には、陰になり日向になって、支援していることです。
ウラを返せば、メデイアも氏の利用価値というものをそろばんをはじいて計算しているからで、氏もそのことを知った上で、その役割を気軽に引き受けて演じているいる、ということではないのか。
◆ではその彼らの奇妙な、(ジャーナリズムの恥ともいうべき)魂胆の
ウラに一体何が隠されているのでしょう。
ズバリ!広告料にあるといっていいのではないかと私は思います。
ちなみに日本共産党による「追跡 原発利益共同体」
によりますと、
◆東電広告費 116億円 昨年度(2010年)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-29/2011062901_02_1.html
<<大手紙を総なめ 原発推進広告掲載
「朝日」から始まった
事故のたびPR費膨張
東京電力の「普及開発関係費」が急増している時期があります。
70年代後半、80年代後半、2000年代前半などです。

中略

業界をあげてメディア対策
メディア対策は、東電だけでなく、電力業界全体の課題でした。
東京電力や関西電力、中部電力など電力10社で構成する電気事業連合会で
71年から82年にかけて広報部長を務めた鈴木建氏は
回顧録『電力産業の新しい挑戦』の中で赤裸々にメディア対策を語っています。
>>
◆これに群がるためには何が何でも『原発推進』の
キャンペーンを行っていかなくてはならない、ということで、
ここ一ヶ月の日本のジャーナリズムの動きを見ていますと、
またもや、原発推進の旗振り役を演じる櫻井よしこ氏は、
日本のマスコミにとっては貴重な存在らしく、氏を何気なく
持ち上げるニュースや記事がNHKをはじめ他のメデイア
でやたら目立ちはじめました。
こんな動きを、ここドイツから観察していますと、
◆堕ちましたねえ、日本のマスコミ!
とついため息が出てしまいます。
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他紙より面白い産経紙購読のお薦め
http://reader.sankei.co.jp/reader/

曽野 綾子著「人間の基本」
http://www.shinchosha.co.jp/book/610458/
若宮健著「パチンコに日本人は20年で540兆円使った」
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
40余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

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 お断りいたします。
(なお「クライン孝子」および「クライン孝子の日記」
と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)
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 「はてな 」  http://d.hatena.ne.jp/eschborn/
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メルマガ発行者: クライン孝子 (フランクフルト在住 )
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆