■ 3分の2の大量自公当選次の課題は実力閣僚選び、そこで我が請願です。

■ 3分の2の大量自公当選次の課題は実力閣僚選び、そこで我が請願です。

◆8閣僚落選、現憲法下で最多
◆一方自民党、「安倍さんを首相に」という草の根「頑張れ日本」念願がかなって
◆安倍さんの顔が、大勝利とはいえ、顔が引きつって見えたのは、
◆その1)「危機突破内閣」と銘打ち、
◆時を待たずしてその2)訪米を決意したのも
◆その3)初心を貫くために「維新・みんなと連携」を試みようとするのも
◆そういえば、26日には、閣僚の顔ぶれも出揃いいよいよ安倍内閣がスタート
◆けれどもここが肝心で、この閣僚選び、早まったら命取りに
◆これを避けるためにはどうすべきか。
◆「今の時代そんな人物って、どこを探してもいないよ。とりわけ政界には」
◆拉致犠牲者救出に手を貸しておられた中山恭子参議院議員はその一人
◆この問題は党利党略の次元で処理する問題ではありません。
◆その手腕に期待して、この拉致担当大臣だけは超党派という形で中山さんに
◆産経新聞「正論」掲載当時の拙文==ベルリン壁壁崩壊から20年と拉致==
◆≪中山補佐官ベルリンへ≫
◆≪独に拉致解決のノウハウ≫
◆「白い十字架」には、突然築かれた「ベルリンの壁」にまつわる逸話
◆聖母像は、第二次世界大戦における独ソのスターリングラード攻防戦を
◆何のいわれもなく拉致され、ひたすら望郷の思いを募らせながら救出を待ちわびる
◆ ≪欧州議会にも届く訴えを≫
◆周知の通りメルケル首相も旧東独出身で、その辛酸をさんざんなめた。

◆日本を主語として新電子雑誌「言志」
http://www.genshi-net.com/
「言志」第5号発売
http://www.youtube.com/user/SakuraSoTV

◆◇◆
曽野綾子+クライン孝子共著「いまを生きる覚悟」
http://shop.chichi.co.jp/item_detail.command?item_cd=958
◆大計なき国家・日本の末路 日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの
盟友奥中正之氏書評付き
http://joumon-juku.com/books/2009_10.html

==============================
◆8閣僚落選、現憲法下で最多
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121217/elc12121701540045-n1.htm
というわけで無様な敗北で終わった民主党野田内閣!
◆一方自民党、といっても「安倍さんを首相に」という草の根「頑張れ日本」などの
念願がかなって 今回予想を上回る294人と過半数をはるかに上回る勝利を
獲得しました。
この結果ですが、浮かれて舞い上がったら、次に控えている来年7月に行われる
参院選で、惨敗を喫することになる。
◆安倍さんの顔が、大勝利とはいえ、顔が引きつって見えたのは、
ちょうど5年半ほど前、小泉さんからバトンタッチされ首相の席を獲得したものの、
その後の参院選でねじれ現象を起し、ついに政権を放棄しなければならなかった
悪夢が甦ったからではないでしょうか。。
身を引き締めるために、早速
◆その1)「危機突破内閣」と銘打ち、
(参照:危機突破内閣・憲法96条改正に意欲…安倍総裁
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/20121217-OYT1T01041.htm?from=top )
◆時を待たずして
その2)訪米を決意したのも
(参照:安倍総裁、1月訪米…オバマ大統領と電話会談
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121218-OYT1T00587.htm?from=ylist )
◆その3)初心を貫くために
「維新・みんなと連携」を試みようとするのも
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121217/stt12121722450019-n1.htm
安倍氏、おごらず
「戦後レジームからの脱却」という初志を貫徹するために
「私は政治的に一度ほとんど死んだ人間だ。もう怖いものはなくなった」
という決意で臨んでおられるからだと思います。

◆そういえば、26日には、閣僚の顔ぶれも出揃いいよいよ安倍内閣がスタートします。
数人の知人のメールによりますと
大臣病に掛かっている自民党議員や知識人がわれもわれもと安倍さんの周りに遠巻きに
取り巻き、ゴマをすり猟官運動にしのぎを削っているとのこと。
目に浮かぶようです。
◆けれども
ここが肝心で、この閣僚選びですが、早まって義理人情やしがらみ、長老の恫喝や尻馬にのったり、仲良し組みを優先的に登用しては、せっかくの安倍内閣期待に水を指すことになり、安倍支持で一票を投じた選挙民を裏切ることになりかねないし、
場合によっては命取りになってしまう。
それでなくともマスコミの餌食の標的にされ、もみくちゃにされ、挙句の果て、
まるで紙くずのように、ぽいとゴミ箱に捨てれら、
安倍内閣万事休すという悲惨な結果を招来することになってしまう。

◆これを避けるためにはどうすべきか。
実に簡単な話で、原点を踏み違えないで、国のために命を掛ける、そんな実力者を
閣僚に選ぶこと。
◆「今の時代そんな人物って、どこを探してもいないよ。とりわけ政界には」というのなら、その人の目は曇っていると私は申し上げたい。
例えば、あの北朝鮮における拉致問題で、当時安倍さんと一体になって懸命に
◆犠牲者救出に手を貸しておられた中山恭子参議院議員はその一人だからです。
中山さんは拉致問題では横田めぐみさんのご両親をはじめ家族会の間で慈母
として絶大の信頼をおかれ、敬われ、
当時内閣総理大臣の拉致問題担当補佐官として、その救出に命を掛けて東奔西走
しておられました。
私など、民主党政権になっても、この問題解決だけは、超党派で中山恭子さん
に担当してもらえないものかと真剣に思っていたものです。
ところがそうはならなかった!
その中山さんですが、今は自民党を離れて、「日本維新の会」に所属しておられます。
けれども、◆この問題は党利党略の次元で処理する問題ではありません。
ましてや、今回は、自民党に政権が戻り、しかもこの問題に最初から深く関わって
こられた安倍さんが政権のトップに付かれます。
◆その手腕に期待して、この拉致担当大臣だけは超党派という形で中山さんに
再び、白羽の矢を当ててもらえないものか!、

そこで、今日は、中山さんの拉致地救済活動の一端として
◆産経新聞「正論」にて掲載された当時の拙文をここに転載させていただきます。
◆==ベルリン壁壁崩壊から20年と拉致==
(産経新聞  2008年12月2日「正論」より転載)

◆≪中山補佐官ベルリンへ≫
 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから今年で31年になった。その日、11月15日、めぐみさんのご両親はブルーリボンを胸に、新潟市内で開かれた県民集会に出席し、一刻も早い拉致被害者の救出を訴えた。
 この同じ日に、鹿児島県吹上浜海岸から拉致された市川修一さんの母、トミさんが亡くなった。91歳だった。この30年間、一日千秋の思いで息子の帰りを待ちわび、ついに再会を果さないままの他界である。
 相手がならず者のテロ国家であることを考えれば、交渉ごとも一筋縄ではいかないのは百も承知である。だが、いまだ北に残る拉致被害者の救出が思うように進まない現状は、被害者の家族の中に高齢の方々も多いだけに、人ごととは思えないいらだちを覚えさせるのである。
 11月中旬の1週間、内閣総理大臣の拉致問題担当補佐官である中山恭子さんが、日本の拉致問題の解決を訴えるためドイツ、イギリス両国を訪問した。関係者からの知らせを受けた私は、住まいのあるフランクフルトから早速ベルリンへと飛んだ。
◆≪独に拉致解決のノウハウ≫
日独の要人らによる会談結果を待つ間、私はドイツ連邦議会の近くにある一群の「白い十字架」と、「スターリングラードの聖母像」(別名「塹壕(ざんごう)の聖母像」)が飾ってあるカイザーヴィルヘルム教会を訪ねることにした。
 ◆「白い十字架」には、1961年8月13日に突然築かれた「ベルリンの壁」にまつわる逸話がある。生き別れになった肉親に会うため、壁を越えて西側に入ろうとして東独の国境警備隊に射殺され命を落とした東独市民のためにつくられた十字架である。
 89年11月9日に壁が崩壊するまで28年間、その犠牲者は何人になるのか。多数の十字架が壁のあった場所に並べられている。この中には13歳と10歳の少年のものもある。
 ◆聖母像は、第二次世界大戦における独ソのスターリングラード攻防戦を思い起こさせる。ドイツ兵士たちは刻々と迫りくるソ連包囲網の中、絶望的な状況にあってクリスマスを迎えた。若い軍医が、探し当てた一枚のソ連地図の裏に物悲しげな表情を浮かべた聖母が子どもを懸命にかばっている姿を描き、塹壕の壁に張り付けた。
 これを見た兵士たちは雷に打たれたように立ちすくみ十字を切り、一斉に「聖しこの夜」を口ずさんだ。間もなく、この軍医は捕虜となり収容所で病死するのだが、この絵は無事に家族のもとに届けられ、息子の手で教会に寄贈されることになったのだ。
 第二次大戦の敗戦を6歳で迎えた私には、荒野をさまよい、命からがら満州から引き揚げた原体験がある。それだけに、「白い十字架」も「塹壕の聖母像」もきわめて身近なものに感じられる。
 そして、◆何のいわれもなく拉致され、ひたすら望郷の思いを募らせながら、救出を待ちわびる拉致被害者の悲痛な心の叫びが私の当時の遠い記憶と重なり、一本の線でつながるのである。
 「白い十字架」も「塹壕の聖母」も、そして拉致被害者の「ブルーリボン」も共通した人の悲しみであり、痛みである。だからこそ、微力ながら、その解決のために手を貸していく。拉致問題の解決なくして何が日本外交かと思っているからである。今回の日独会談もそうだった。
◆ ≪欧州議会にも届く訴えを≫
 会談が無事終了し、結果を聞いてほっとした。中山補佐官の拉致被害者を救出したいとの訴えに、メルケル独首相補佐官も、独外務省外務次官も、超党派の連邦議員らも真剣に耳を傾けた。予定時間をかなりオーバーしたにも拘(かか)わらず、一人残らず身を乗り出すようにし、問題解決に最善を尽くすと約束してくれた、とのことだったからだ。
 ベルリンの壁が崩れて来年で20周年だ。いうまでもなくドイツは、第二次大戦直後から「ベルリンの壁」崩壊まで分断国家であり、頻繁に発生したソ連や旧東独による拉致事件に翻弄(ほんろう)された苦い経験を持つ。
 その記憶は20年たった今でも残っている。だから、ドイツには拉致問題解決のための貴重なノウハウもあるのだ。
 ◆周知の通りメルケル首相も旧東独出身で、その辛酸をさんざんなめた。従って、彼女もこと人権問題となると一歩も引かない。その点では欧州議会の姿勢も一致する。
 今回の中山補佐官の訪欧はその意味でも大事な一歩だった。欧州への積極的な働きかけが、欧州議会はもちろんカトリックの総本山バチカンの法王などにも届き、拉致被害者救出への道筋となることを祈りたい。これには日本国民の拉致被害者への揺るぎない、温かい支援が重要であることは言をまたない。

◆日本を主語として新電子雑誌「言志」
http://www.genshi-net.com/
「言志」第5号発売
http://www.youtube.com/user/SakuraSoTV

◆◇◆
曽野綾子+クライン孝子共著「いまを生きる覚悟」
http://shop.chichi.co.jp/item_detail.command?item_cd=958
◆大計なき国家・日本の末路 日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの
盟友奥中正之氏書評付き
http://joumon-juku.com/books/2009_10.html

===========================

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
今年のわが4大キャンペーン
新電子雑誌「言志」
http://www.genshi-net.com/
チャンネル桜二千人委員会入会のお薦め
http://www.ch-sakura.jp/579.html

他紙より面白い産経紙購読のお薦め
http://reader.sankei.co.jp/reader/

曽野 綾子著「人間の基本」
http://www.shinchosha.co.jp/book/610458/
クライン孝子著「大計なき国家・日本の末路
日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396613423/blognitki-22/
=========================

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
40余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

・ 上記につきクライン孝子名抜きのメルマガの転載・発言は固く
 お断りいたします。
(なお「クライン孝子」および「クライン孝子の日記」
と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)
・このメルマガは下記のホームページからの登録も可能です。
・このメルマガは下記のホームページの孝子日記でもご覧になれます。
 「クライン孝子のホームページ」 http://www.takakoklein.de
 「はてな 」  http://d.hatena.ne.jp/eschborn/
メールはこちらへ  E-mail: mail@takakoklein.de

メルマガ発行者: クライン孝子 (フランクフルト在住 )
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆