◆【言いたい放談】中東と欧州、エネルギー安保の２大戦線+ウクライナ・イラク紛争の真相
◆【言いたい放談】中東と欧州、エネルギー安保の２大戦線
http://www.youtube.com/watch?v=SSz9zQm9vJA
◆というわけで今回も前回同様、ウクライナとイラク紛争に関して、
◆その１〉ウクライナに関しては６月２６日の時点でほぼ解決
◆a))ベルギーで集結したEU各国の首脳は６月２６日に
◆ｂ) その翌日、EU首脳会議が行われ、ウクライナに関する和平協議が
◆フランスは目下ロシアから仏製戦闘機の巨額のオーダーをもらっており、
◆c) いずれにしろ翌２７日にはEUはウクライナと連合協定を、
◆d〉さらにEU首脳は欧州委員長にユンケルを指名した。
◆従って佐藤優氏の新潮４５７月号「ウクライナが『サラエボ』になる悪夢？
◆さらにWILL 7 月号における中西輝政氏の大論文も？？？
◆その２〉イラク過激派による侵入事件の真相ですが
◆櫻井氏や田久保氏のように米国メデイア情報をつい鵜呑みにして・・・、
◆これあくまでも、オモテムキの似非民主政治で、その実マリキは
◆過激派のイラク侵略で、イラク兵が雲の子を散らすように逃げたというのも
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◆【言いたい放談】中東と欧州、エネルギー安保の２大戦線http://www.youtube.com/watch?v=SSz9zQm9vJA
◆というわけで今回も前回同様、ウクライナとイラク紛争に関して、
当地で得た情報を手短かに〈メモ風〉にお知らせさせていただきます、
◆その１〉ウクライナに関しては６月２６日の時点でほぼ解決したようです。
◆a)ベルギーで集結したEU各国の首脳は６月２６日にちょうど百年前の
１９１４年６月２８日に発生したサラエボでの当時
オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子夫妻が暗殺され、
これがきっかけで第１次世界大戦が勃発するきっかけとなった。
その犠牲者をしのぶ式典が、EU諸国の首脳がベルギーに集結し
サラエボ事件より２日早い６月２６日、追悼式典に参列した
〈参照：第１次大戦犠牲者しのぶ式典 ＥＵ首脳ら追悼碑前で黙とう
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014062701001235.html 〉
◆ｂ) その翌日、EU首脳会議が行われ、ウクライナに関する和平協議が
行われ、この時点で、ほぼウクライナ危機は解消されることになった
この和解でEUとロシアの間に立って奔走したのは、ドイツのメルケル
首相、シュタインマイヤー外相、それにプーチンと「あ・うん」の仲に
ある元独首相シュレーダーで、これにオランド仏大統領が一枚加わった。
◆フランスは目下ロシアから仏製戦闘機の巨額のオーダーをもらっており、
プーチンからあれこれ指図を受けるならキャンセルとの脅しを掛けられ、
しかも契約は２０１１年に締結しており、フランスが一方的にキャンセルするなら
その損害賠償をも請求するとまで言われた、というフランス事情もある。
〈参照：ウクライナ、２７日に和平協議 親ロシア派の指導者と
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014062601001963.html 〉
◆c) いずれにしろ翌２７日にはEUはウクライナと連合協定を、
と同時に、EUはウクライナをふくめグルジアとモルダウとも自由貿易協定を
締結した
〈参照：ウクライナ、ＥＵと連合協定…経済も親欧路線
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140627-OYT1T50130.html?from=yartcl_popin 〉。
◆d〉さらにEU首脳は欧州委員長にユンケルを指名した。
ここでは、またもや、英国がへそを曲げて、これに反対した。他にハンガリーも
同調している。
〈参照：ＥＵ、ユンケル欧州委員長を指名 多数決で英反対
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014062701002485.html 〉
◆したがって、佐藤優氏の新潮４５７月号における「ウクライナが『サラエボ』になる
悪夢＝＝『想像力の欠如が長期にわたる大戦争を引き起こすーーー
それは決して過去の話ではない。G7はウクライナの本質を見誤っている。
現代の『火薬庫』p巡る危機＝＝
◆さらにWILL 7 月号における
中西輝政氏の大論文『クリミア後の世界新秩序と日本』における
１． ２１世紀最大の国際危機＝ウクライナ危機は『冷戦後の世界』の
終わりを告げるものだと断言していいだろう
に私は上記の事実を踏まえて同意しない。
◆ その最大の理由として欧州大陸人は先の第一次二次世界大戦〈ドイツ人は
この戦争を第二次３０年戦争と位置ずける〉の教訓を決して忘れていない、
つまり、２１世紀はたとえどのようなことがあろうとも欧州大陸を戦場にしないと
誓っているのだ。その証拠こそがサラエボにおける６月２８日、
当時オーストリア皇太子が事件直前に訪問した市庁舎を会場に、
オーストリアからウィーン・フィルを招いた記念コンサート開催にある。
◆その２〉イラク過激派による侵入事件の真相ですが、
＊イラク首相に内外から退陣圧力 米国務長官、挙国一致を訴え
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO73214610U4A620C1FF8000/?n_cid=TPRN0005
とあるようにこの過激派の台頭は、
◆櫻井よしこ氏や田久保忠衛氏のように
つい、米国メデイア情報を鵜呑にし、ついそのプロパガンダに引っ掛かって
しまいがちですが、
サダム・フセインを倒してアメリカべったりのマリキを民主的に選出したというのは
◆これあくまでも、オモテムキの似非民主政治で、その実マリキは独裁的に
スンニ派除外＝弾圧に血道をあげていた。その復讐を今回仕掛けているのです。
◆過激派のイラク侵略で、イラク兵が雲の子を散らすように逃げたというのも
マリキに冷遇され職を失ったスン二派が生活に困窮し、食うための手段として
応募しただけ。常日頃、マリキベッタリの将校たちがマリキ同様、汚職に
まみれているのを垣間見ていて憤慨していただけに彼らは忠誠を誓うなど
思ってもいない。
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_２１世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
４０余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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