■「言論への暴力、言論の暴力」 盟友 野村かつよし氏より+「言志」増刷決定!

■「言論への暴力、言論の暴力」 盟友 野村かつよし氏より+「言志」増刷決定!
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◆【草莽崛起】「朝日新聞を糺す国民会議」と「言志」増刷決定[桜H26/10/6]
http://www.youtube.com/watch?v=AwvJ_fcHUFU&feature=youtube_gdata
◆下記の「言いたい放談」後半にて、わが拙い『言志』に対する感想
◆さても盟友野村かつよし氏より、またまた鋭い貴重なメール
◆言論への暴力、言論の暴力「朝日新聞問題」
http://www.nomusan.com/jiji/141003.html
◆私に脅迫者を支持する気持ちは微塵もありません。
◆例えば、週刊文春10月9日号p.24-25に載っている半藤一利氏の・・・、
◆これは私が前回の“時事短評”で論じた佐瀬昌盛氏の産經新聞文章に似ている?
◆今回の朝日新聞問題は、「言論の多様性」、「言論の自由」とは全く関係なし!
◆再生の道は“批判者”の忠告(と私は思います)を取り入れること
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◆【草莽崛起】「朝日新聞を糺す国民会議」と「言志」増刷決定[桜H26/10/6]
http://www.youtube.com/watch?v=AwvJ_fcHUFU&feature=youtube_gdata
◆〈参照:下記の「言いたい放談」後半にて、わが拙い『言志』に対する感想では
ありますが、述べさせていただきました!のでよろしく!!!【言いたい放談】民主国家の幻想、香港デモと国際金融資本[桜H26/10/3]
http://www.youtube.com/watch?v=K7KandKlitU&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg

◆さても
盟友野村かつよし氏より、またまた鋭い貴重なメールが届きました!
というわけで、ここに転載させていただきます。
ありがとうございました!!!。
<<「言論への暴力、言論の暴力」
http://www.nomusan.com/jiji/141003.html
というのを書きました。

2014年10月3日
◆言論への暴力、言論の暴力
「朝日新聞問題」

==「慰安婦問題」を報じた元朝日新聞記者がそれぞれ非常勤講師、
教授を務める勤務先、
北星学園大学(札幌市厚別区)へは5月29日と7月28日、
帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)へは今月9月13日、
元記者を辞めさせなければ学生に危害を加える、
との脅迫があったそうです。
既に二人は、退職したと報ぜられています。

◆私に脅迫者を支持する気持ちは微塵もありません。
身を匿して他を脅すのは、私の唾棄することです。
まして目的が、この二人の「元記者」
を含めた朝日新聞への批判であるなら、
完全な「逆効果」と言えるでしょう。
逆効果である故に、私などはそれを狙った、
そっちの側の工作ではないかと邪推したくなるのです。
是非犯人を突き止めて欲しい。

“脅迫”文ではありませんが、朝日に対する強い批判(バッシング)
は続いています。
私はこれを必要なものと思います。
◆しかし例えば、週刊文春10月9日号p.24-25に載っている
半藤一利氏の、
下のような意見があります。

“朝日バッシングに感じる「戦争前夜」”というものですが、
末尾を転記します。

いまの過度な朝日バッシングについては違和感を覚えます。
週刊文春を筆頭に、読売、産経などあらゆるメディアが一つになって、
ワッショイ、ワッショイと朝日批判を繰り広げている。
私は昭和史を一番歪めたのは言論の自由がなくなったことに
あると思っています。
これがいちばん大事です。
昭和六年の満州事変から、日本の言論は一つになってしまい、
政府の肩車に乗って、ワッショイ、ワッショイと戦争へと向かって
しまった。
あの時の反省から、言論は多様であればあるほど良いと思うのです。
私のような爺いが、集団的自衛権や秘密保護法に反対と堂々と声を
出せることは、大変ありがたいこと。
こういう声が封じられるようになったら終わりです。
今の朝日バッシングには、破局前夜のような空気を感じますね。
好ましくないと思っています。

◆これは私が前回の“時事短評”で論じた
佐瀬昌盛氏の産經新聞9月17日付文章に似ているように思います。
佐瀬氏はこのように記しています。
■誤解を呼ぶ防衛大学校名誉教授・佐瀬昌盛氏の『正論』! 
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20140921/1411277779  

=中略=

このような文章もあります。

高橋源一郎氏 “「愛国」の「作法」について” →


学校で「新聞」を作るプロジェクトに参加している小学生の息子が、
おれの机の上に積まれていた新聞と雑誌を見つけ、
「これ、なに? 読んでいい?」
と訊(き)いてきた。おれは、少し考えて、
「止(や)めときな」といった。
「なんで?」
「下品で卑しいものが混じってるから。
そのうち、きみはそういうものにたくさん出会うことになるだろうが、
いまは、もっと気品があって美しいものを読んでいてもらいたいんだよ。
パパとしては」
「わかった」。
そういって、息子は書斎を出ていった。おれは、なんだかちょっと悲しく、
憂鬱(ゆううつ)だった。

朝日新聞は、二つの大きな「誤報」を作り出した。
「誤報」に関しては、擁護のしようもない。
その後の対応も、どうかしている。だから、批判は甘んじて受けるべきだ、
とおれは考えていた。
机の上にあったのは、その「誤報」を批判するものだった。
その中には、有益なものも、深く考えさせられるものもある
だが、ひどいものも多い。ひどすぎる。ほんとに。
罵詈雑言(ばりぞうごん)の嵐。そして、「反日」や「売国」
といったことばが頻出する。そんなことばが使われること自体は珍しくない。
「前の戦争」のときにおれたちのこの国で、1950年代のアメリカで、
旧ソ連時代のロシアで、そして、ナチス支配下のドイツで、
「愛国」の名の下に、それに反すると認定された者は、
「売国奴」(ときに、「共産主義者」や「人民の敵」ということばも使われた)
と呼ばれ、容赦なく叩(たた)きのめされ、社会的に(あるいは身体的に)
抹殺された。
いまも世界中で、同じことは行われ続けている。いや、気がつけば、
おれたちの国では、その「語法」が、「憎しみ」と軽侮に満ち、
相手を一方的に叩きのめす「語法」が広がっている。

この方は「作家」だそうですが、
朝日新聞の30数年に亘って垂れ流してきた誤報(捏造)記事を
下品”とも“卑しい”とも思わないのでしょうか。
綺麗な言葉で醜悪を表現できると知らないのでしょうか。
朝日の記事が、私たち、日本人の過去から将来に向けて、
どれほどの傷害を為したか。「反日」という言葉や、
「売国」という言葉よりも、遥かに深く、人を抉る
“「ごく普通の言葉」”があることを、作家が知らぬ訳はない。
最も人を傷める言葉、実効ある罵詈雑言は、“子供に読ませても良い”
教科書にも採用されるような、朝日新聞が記事で使った類の言葉で
語られるのです。本当のヘイトスピーチは、日常語で優しく語られるのです。

==

ここに取り上げた三人の発言は、
朝日新聞への過度のバッシング(袋叩き状況)を危惧
もしくは批判していると私は理解しました。
言論の多様性とか、言葉の美醜のような形で、語られています。

◆今回の朝日新聞問題は、「言論の多様性」、「言論の自由」とは、
全く関係ありません。
朝日新聞の「言論」を封殺しようとする批判者は
私の読む範囲では見当たりません。

◆問題にされているのは、
「言論の信憑」、つまりは「言論への国民の信頼性」です。
多様性も何も、それを失えば、言論の拠って立つ場所は無くなるのです
業界”の死活問題なのです。

次回は「しんぶん赤旗」の、
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-09-27/2014092704_01_0.html
を検討したいと思います。
これはプロパガンダですから、より分かりやすいです。
朝日新聞もこの方向で進むと思いますが、
おそらく衰退への道になるでしょう。

◆再生の道は“批判者”の忠告(と私は思います)を
取り入れることです
批判者は自らと同じ「言論」を求めていません。
土台、批判者たちがその言論において一致して
いる訳でありません。

別件ですが、クラインさんの情報から櫻井よしこ氏の
“櫻Live”を知りました。
会員登録をしてまで全文を読む気力は無いですが、
http://www.genron.tv/ch/sakura-live/about
を読み、もう一度“おさらい”をしなければならぬと思いました。
近々案内させて頂きます。

「朝日新聞を糺す国民会議」に登録致しました。
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=野村かつよし= >>

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1)【言志】復刊第二号は書店流通へ[桜H26/9/4]
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拙文のタイトルは
「敏腕・安倍総理の長期政権維持こそ日本を"普通の国"により近付ける」
2)朝日新聞を糺す国民会議
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<<今こそ、草の根国民が起ち上がり、
この運動を全国的な朝日新聞打倒ムーブメントにすることを。

また、結成大会を平成26年10月25日に砂防会館にて開催する予定です。

そのためにも、是非「朝日新聞を糺す国民会議」に
ご登録いただくようお願い申し上げます。
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
40余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

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