◆【桜特捜班】 いよいよ田母神俊雄氏らを告訴へ![

【桜特捜班】 いよいよ田母神俊雄氏らを告訴へ![桜H27/3/26]
https://www.youtube.com/watch?v=GbVvQ3CM3n4
<<2015/03/26 に公開
チャンネル桜が追及している、
田母神俊雄事務所の政治資金横領事件ですが、
田母神俊雄­氏は、元谷外志雄氏が主宰する「勝兵塾」で
この件に関する発言を行いました。
その驚く­べき内容について、水島から逐次反論させていただきます。>>

さても、この点に関し、以下のような貴重なメールを
いただきました。
愛知県にお住まいの櫻井貴明氏より
<<クライン孝子様

いつも拝読させて頂いております
我が家の隣のお嬢様が、ドイツに嫁いでおられますので、
余計にドイツが気になります。

さて、三橋貴明氏のブログがありましたので、
既にご覧かもしれませんが、ご参考までにと思い
下記に付与させていただきました。

愛知県 桜井孝明

佐藤健志の投稿です。

田母神氏自身はこれを否定していますし、他にも関係者の話が食い違う
ところがあるものの、警視庁も重大な関心を寄せているらしいので、
いずれ全容が明らかになるでしょう。
だいたい使い込みが起きたこと自体は誰も否定できない以上、
田母神氏が支援者の期待や信頼を裏切ったのは揺るぎません。
あとは、どこまで裏切ったのか、という点をめぐる検証が残るのみ。

あまりのことに三橋さん、すでに三度にわたり、
ブログでこの問題を取り上げました。
発表順に
・「愛国のパラドックス」(前編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/day-20150220.html
・「愛国のパラドックス」(後編)
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/day-20150221.html
・「正気(せいき)の歌」
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11994529086.html
となります。

とくに「正気(せいき)の歌」では、こう嘆いています。
いわく。
(都知事選の際)わずか一晩で12000枚の「田母神俊雄」
のポスターを、公示板に貼ってくださった皆さん。
凍えるような寒さの中、懸命に「日本国のために」
ビラを配り続けたボランティアの皆さん。
勝利の可能性が極めて低いにも関わらず、それでも「勝利」
のために毎日、ポスティングをして下さった皆さん。
「田母神俊雄が日本国を『良い方向』に変える」ことを信じ、
献金し、懸命に選挙運動を戦い、全国から東京都民に電話をかけて下さった皆さん。
国を愛する「日本国民」の努力が、穢(けが)されてしまいました。

・・・ここで私が思い出すのは、
「NICE GUYS FINISH LAST」
という英語のことわざです。

直訳すれば「善良な人々がゴールにたどりつくのは一番最後」で、
つまり「善人は冷や飯を食わされる」の意。
しかしアメリカの社会学者マリオン・リーヴィ
(女性風の名前ですが男性です)は、これを辛辣にひっくり返しました。

すなわち「LAST GUYS DON’T FINISH NICE」。
ふたたび直訳すれば「一番最後にゴールにたどりつく人々は
善良でない」ですが、要するにこういうこと。
「自分は冷や飯を食わされてきたという被害者意識を
持っている人間は、いい思いができそうだとなるや、
人一倍ガツガツする」

残念ながら、これはしばしば真実です。
しかるに問題なのは、戦後日本では左翼的なイデオロギーの方が、
ずっと主流だったこと。
ついでに自衛隊も、長らく日陰者扱いされてきた組織です。

言い換えれば保守派(少なくともその一部)は、
「自分は冷や飯を食わされてきた」という被害者意識を抱えている
恐れが強い。
そんな人々が、第二次安倍内閣の成立によって
「これでやっと自分たちの時代が来た!」と舞い上がったら、どうなるか?
お分かりですね。
人一倍ガツガツするんですよ!

しかも厄介なことに、この手の人々に限って
「自分は真に日本のためを思っている、公平無私で高潔な人物だ」
という自己欺瞞に陥っている。
「LAST GUYS DON’T FINISH NICE」が、
もともと「NICE GUYS FINISH LAST」のひっくり返しなのを踏まえれば、
なぜかは明らかでしょう。

つまり当該の人々は、「冷や飯を食わされている」
という被害者意識に苦しんだあげく、
「自分は公平無私で高潔な人間だからこそ、私利私欲の塊みたいなヤツらに
敵視され、冷や飯を食わされているんだ」
とする言い訳に救いを求めたのです。

そんな言い訳に救いを求めること自体、
自分の中に「もっといい思いをしたい」という私利私欲が
ひそんでいる(=「うまくやっている」連中に嫉妬している)
ことの表れなのですが、むろんそれに気づきはしない。

こうして、
「うわべは国を思う高潔な人物のふりをしているが、
じつはガツガツした私利私欲に突き動かされており、
しかもそのことに無自覚」
という人間ができあがります。

このような人間が、ガツガツするチャンスが回ってきたとき
「ずっと冷や飯に耐えてきたのだから、これくらいは許されて当然」
と食らいつくのは、避けがたい顛末と言えるでしょう。

断っておけば、上記の分析は
1)「冷遇された」という被害者意識を持つ人間はガツガツしやすい。
2)戦後日本では、左翼的なイデオロギーが主流だった。
3)そして自衛隊も、長らく日陰者扱いされてきた。
という三つの事実を踏まえた一般論です。

田母神俊雄氏という特定の個人、
あるいは氏の事務所からお金を受け取ったとされる人々が、
この一般論に当てはまるかどうかは分かりません。
心から日本のためを思って公平無私に行動していたが、
ちょっと脇が甘かっただけという可能性もありえます。

ただし善意の方々から寄せられた
お金が数千万円規模で使い込まれたのも、否定しがたい事実。
そして安倍総理がおっしゃるとおり、政治はあくまで結果が全てなのです。

ではでは♪>>