【Front Japan 桜】大高未貴:中国がひた隠しにする天安門大虐殺の真実

/ 馬渕睦夫:日露新時代へ〜ソチでの安倍・プーチン会談
/ 前田有一:スノーデンの暴露は終わらない[桜H28/5/16]
https://www.youtube.com/watch?v=iFP5t4Bh0BQ

◆そこで目下、西部先生の事務所発刊の「表現者」において連載させて
頂いています一年前のプーチンに関する拙稿の一部を転載させていただきます。

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◆表現者59号
連載 クライン孝子の「あまりにも大きな日独間の隔たり」
◆=プーチンにおける警戒洞察力の凄さ=

◆プーチンに出会ったことがある。2007年のことだ。
この年G8サミットはドイツが当番で、会場におけるプーチンの記者会見にて、
偶然前列5番目のちょうど真ん中に近い席に陣取ることが出来たからだ
その会場でこんなハップニングが起きた。
プーチンが一通り記者会見用のコメントを語り終え、
記者たちの質問を受けようとした直後だった。
◆前方に座っていた若い男が、いきなり、プーチン目掛けて、
ビラを投げつけるようにまき始めたのだ。
一時はどうなることか、一瞬、会場に緊張が走り、
私ばかりか、出席者たちの多くも、息を詰めるようにしてプーチンを
見つめたものだ。
◆ところが、彼ときたら、マユ一つ動かさず、平然として、
「そのビラを私に寄こしなさい」といい、ビラを受け取って読み終わると、
テーブルの上に置き、
何ごともなかったかのように、
記者の質問を受け始めた。思わず私は臨席の顔見知りの記者に、
「凄い度胸ね」と小声で話しかけた。
すると彼、
◆「プーチンはもともとKGB〈秘密警察〉上がりだから、
あれくらいではびくともしないさ。その彼のことだ。
このビラ巻きの背後関係を既にお見通しで、次の報復を念頭におきながら、
記者の質問を受けてるよ」と。

◆そういえば、当のプーチンだが、(会場では互いに笑顔で握手を交わしていたものの)
この時期、すでに、米大統領ブッシュとは犬猿の仲にあって、互いに火花を散らしていた。
仲の悪い理由は、
1989年11月『ベルリンの壁』崩壊を機に、このとばっちりを受けて、
1992年、ソ連が崩壊してしまったことにあった。
これにより、第二次世界大戦終焉後、冷戦という形で世界を睥睨し、
睨みを効かせてきた米ソ二大国による世界支配構造は終焉した。
◆苦虫を噛み潰し、臍をかんだのは
当時旧東ドイツ・ドレスデンにて(1986年から1990年まで)
ソ連秘密警察のスパイとして第一線で暗躍していたプーチンだった。
片や有頂天になったのは冷戦勝利国アメリカである。アメリカにすれば、
◆冷戦で一人勝ちしたのはどこか。アメリカだ。
そのアメリカが世界支配をもくろんで何が悪い!
さっそくこれを機にアメリカは米国一国世界支配に着手し始める。
◆2003年に勃発したイラク戦争はその典型的な例だ。
プーチンはこの戦争に反対だった。
当時ロシアはイスラム教系チェチェン問題で手をこまぬいていたからである。
その負の影響を大なり小なり受けていたEU諸国も乗り気でなく、
EU主要2カ国独仏両国など、この戦争に「ノー」を突きつけたものだ。

◆これに気を悪くしたアメリカが打って出た次の戦略が、
チェコとポーランドにミサイル防衛(MD)システムを配備することにあった。
こうすることで、対ロシアのみならず、EUをも視野に入れたアメリカの
◆ダブルチェック=二重同時情報収集戦略を構築し、ロシアとEUに嫌がらせをしつつ、
いずれロシアのみならず欧州をもアメリカの傘下におくというのだ。
◆そうと察知したプーチンは、巻き返し工作を仕掛けている。
手始めは、ドイツにおけるG8サミット開催前年2006年に発生した
リトビネンコの放射性物質ポロニウム210怪死事件である。

中略

裏切り者をいかようにして処分するか、
こうすることで国際社会=敵方に見せしめにするだけではない。
その延長線上で今やウクライナを標的に、熾烈なスパイ合戦を展開し、
アメリカ及西側諸国を混乱に陥れている。
◆生え抜きのスパイとして身を起こしトップに登り詰めたプーチンの
「凄み」が、実はここにある。

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クライン孝子の著書紹介
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
45余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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舛添事件

舛添会見に94%「辞任すべき」・98%「納得できない」
・日光「家族」旅行や額縁や家賃にも支出(
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6220.html
舛添知事の会見を飯島勲氏が激辛採点「マイナス1億点」
http://news.livedoor.com/article/detail/11522840/
<<13日の舛添要一都知事の会見について、内閣参与の飯島勲氏が採点している
指摘部分の謝罪だけだったことや感じが悪いため「マイナス1億点」だという
あの会見を経て都知事の任務を遂行するのは不可能だとも述べている>>