◆【言いたい放談】北朝鮮弾道ミサイル発射!ドイツやイギリスの反応は?+安倍政権の超長期化なくして憲法改正は達成できない

◆【言いたい放談】北朝鮮弾道ミサイル発射!ドイツやイギリスの反応は?[桜H29/8/31]
https://www.youtube.com/watch?v=IrgbqMB-HO0
<<017/08/31 に公開
今回はまず、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対するドイツ国内の反
についてお伝えいただくと共に、
来日中のメイ首相の狙いや、現在の日独を分けた「敗戦後の歩み」
について話し合っていきます。>>

◆日本も北朝鮮の挑発でいよいよ本格的に
覚悟を決めなくてはならない時期が迫ってまいりました!

*北朝鮮が最大核実験 ICBM用の水爆「成功」
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017090402000054.html

◆◆そこで3年前に、チャンネル桜発行『言志』
「言志」第5号  17・10・2015 の拙稿
クライン孝子◆◆

を拙日記にて掲載させていただきます。
掲載されてから今や3年経ってしまいましたが、一部
参考にしていただけるととても有り難いなあ!と・・・・・。

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安倍政権今後三年への提案
◆=安倍政権の超長期化なくして憲法改正は達成できない。=

今回の第三次安倍内閣における組閣を一望して、
◆私はすぐさまマキャベリの君主論
「君主にとっての敵は、内と外の双方にある。
これらの敵から身を守るのは、準備怠りない防衛力と友好関係である。」
を思いだした。
三度目の正直というか、今回の組閣において、安倍総理は、
現時点における日本のトップリーダーにふさわしい「深謀遠慮」
を絵に描いたような
組閣を行ったからだ。
その証拠に、主だった閣僚のメンバーを見渡したところ、
実力者を含めて、
◆党内の敵と味方を実に巧みに適材適所に配置し、
誰からも文句を言わせないように、
すきのない工夫を凝らしているばかりか、
肝心な部署には、安倍側近=シンパで固め、
容易に党内の不満組に担がれて、
寝返りや背信行為が出来ないよう安倍城をがっちりと
固めていることだ。
3度目の正直というか見方によっては、、安倍総理は、
ようやくここに至って、
本来の安倍流政治に帰着したということだろう。
何しろこれまでと異なり、必要以上に身構えることなく
、余裕タップリな組閣を行った。
そんな雰囲気を感じるからだ。
とはいうものの、
◆政治は所詮、水ものであり、「一寸先は闇」である。
こうしたときこそ『油断大敵』でもあるのだ。
あの安保法制ですら、事ほどさように手間取ったことを思うと、
安倍総理の念願である憲法改正という大事業、、むこう3年以内に
やりとげられるだろうか。難しいのではなかろうか」
と私などつい心配になってしまう。
と同時に「なぜ、安倍総理にもっと時間と余裕を与えないのだろう」と・・・・
◆今後少なくとも安倍総理にあっては、6年は首相職に就いてもらって、
その間に、コツコツと憲法改正を含め、
第二次世界大戦敗戦後70年にわたって先送りにしてきた国家としての
◆基本事項、例えば軍隊や諜報機関の整備に関して、
今度こそ、安倍総理の手で、やり遂げてほしいとねがうからだ。
ところがさにあらんや。自民党には実は
「自民党総裁公選規定10条」というのがあり、
「2期(前任者の途中退任による残任期間を除く)にわたり
継続して総裁に在任した者は、引き続き3回目の総裁選挙には出場できない
党則がある」というのだ。
となると、二度連続総裁に選出された安倍総理は、
この規定が『壁』となって、3年先の総裁選挙に立候補できない。
従って、総理の座も諦めなければならないという。¥
それを知って「何だ。そうだったのか」。これで合点がいった。
◆なぜ自民党で長期政権が成立しにくいのか。
悪く解釈すれば、こうすることで政権をたらい回しにし、
一人でも多くの首相を輩出したいだけで、
「日本の政治など念頭にない。日本がどうなろうと
、俺の知ったことではない」
ということではなかろうか。
そういえば、その日本の首相の顔だが、、
戦後1945年4月7日、鈴木貫太郎に始まって、安倍総理まで
35人の入れ替わり立ち替わり就任してきた。
もっとも長い政権は佐藤栄作の2798日(7年8ヶ月)ぐらいで、
残りの大半は、首相平均寿命たるやせいぜい1年か2年で、
最も短い政権では2ヶ月というのもある。

◆==長期政権の国ドイツ==
これでは、いくら何でも、じっくりと腰を落ち着け日本の将来を見据え、
世界の中の日本という立場に立脚し、長期的な戦略で国を治めるなど、
どだい不可能というものだ。
これだから日本の政治はいつまでたっても、
中途半端というか尻切れトンボで終わってしまう。
結果、国際政治からも取り残されてしまう。
◆その点、同じ敗戦国として敗戦という苦い経験をしたとはいえ、
ローマ時代に始まって約2千年もの長きにわたって戦乱の歴史を繰り返してきた
ドイツは違う。
「戦争で負けて失ったものは、戦争で取り返すしかない」
という厳しい現実を熟知しているからで、これこそ、まさに
第二次世界大戦にして、初めて敗戦を経験した日本との差と言っても
決してたら言い過ぎではない。
◆ちなみにそのドイツ(=西ドイツ)にあっては)
戦後の歴代首相は8人のみで、
中でも、
◆西ドイツ初代総理として戦後復興期にあって多大な功績を残した
アデナウワーは14年間、 
一方、『ベルリンの壁』崩壊を機に、ドイツ統一を超スピードで
達成した
◆コールは16年間にわたって首相の座にいた。
戦勝国と4つに組んで、敗戦で失った真の独立=主権を勝ち取るには、
ベテラン政治家による長期政権が必要不可欠だったからだ。
◆そのドイツの戦後とは、、戦勝国米ソ英仏4カ国により、
徹底的な弱体国家にすることからスタートした。
一つは東部ドイツにあっては戦勝国(主にソ連)が没収し、
残ったドイツの領土は四つに切り刻み、戦勝国米ソ英仏がそれぞれ占領し、
常にドイツ人の不穏な動きを監視すること。
二つは、ドイツ国民から武器を没収し破壊し強奪し、
永久に戦争能力を剥奪し、ドイツ国土を非武装化地帯とすることから
始まった。。
◆ところがまもなく、そうは簡単に問屋が下ろさない事態が発生し、
この戦勝国の企みは180度変更しなければなくなってしまった。
理由は、ようやく第二次世界大戦が終焉し、一息ついてほっとしたのも
つかの間、次にイデオロギーの違いによりで米ソ両国が対立し
冷戦に突入することになってしまったからだ。
◆このため米英仏3国によるドイツ弱体化政策は、
たちまち行き詰まってしまった。何よりも米国をはじめ西側が恐れたのは、
ソ連が東ドイツとぐるになって、一挙に西ドイツに攻め込んで
ドイツ全土を共産化することだった。
これを避けるためにどうすべきか。
◆さっそくアデナウワーは、米英仏の干渉を一切受け付けず、
独自の憲法『ドイツ連邦基本法』を制定している。
続いて翌1950年、極東アジアで朝鮮戦争が勃発するや、
これをドイツのベストチャンスと判断し、
急遽、必要以上に危機を煽り立て
◆『欧州でも油断すると第二の朝鮮戦争が勃発するぞ』と
警鐘を鳴らし、彼ら連合国、とりわけ米国のゴーサインを勝ち取ることで、
再軍備に着手し「ドイツ連邦軍」を創設した。
そればかりか、対ソ連と東ドイツの情報戦に備えるために、
米国のCIA創設に手を貸したその見返りに、「ドイツ連邦情報局」を、
同時に北大西洋条約機構(NATO)に加盟し集団的自衛権の行使を
可能にし、百パーセントとはいえないまでも、
西ドイツの戦後政治体制の道筋を付けた。
◆一方コールはというと、
1989年11月9日「ベルリンの壁」崩壊を機に、
何と一年以内に1949年以来40年にわたって、
東は旧ソ連、西は米英仏の管理下にあったドイツを超スピードで、
しかも一滴の血を流すことなく統一にこぎつけた。
◆この統一における最大の難関は、
「東ドイツ国土の約4分の1が在独ソ連軍の基地や演習場で占められ、
東ドイツの276ヶ所に777個の基地を設け、
その兵力たるや1991年の時点で、24個師団、
兵員338,000名(東ドイツ国家人民軍は約15万人体制)」
のソ連駐屯兵をいかにして本国ソ連に帰すか。
◆当時ドイツ統一に強硬に反対していた英国のサッチャー首相など、
しきりにゴルバチョフをけしかけ、ドイツ統一後の恐怖を
煽り立てることで、
「東独駐在のソ連兵の本国撤退は金輪際、避けるべき」と忠告していたし、
フランスのミッテラン大統領もサッチャーの発言に同意し、
密かに反ドイツ統一工作に手を貸したものだった。
もっともこうした英仏のドイツ統一反対の理由の一つとして
指摘しなければ
ならないのは、東独におけるソ連同様、
米国とともに英仏両国は西ドイツ及び西ベルリンに兵を
送り込んでいてその駐留費用を全額西ドイツに負担させていた。
実は英仏両国ともにてその特権を失いたくなかったのである.
かくしてコールはドイツ統一を仕上げることで、
ドイツ独立国=自立国家としての全主権を戦勝国から取り戻している。

◆==戦後日本の政治軽視==
◆ひるがえってわが日本はどうか。
ドイツとは異なり、戦後70年を経た今日にして、
未だアメリカとの関係では「おんぶに抱っこ」の状況にあり、
何事においてもアメリカのご意向を拝聴しないことには
一歩も先へ進めない極めて悲惨な状況にある。
言葉は悪いが、日本は今もってアメリカの半植民地状況にあると
いっても決していいすぎではない。
なぜそうなったか。
◆戦後米ソ両大国による冷戦下にあって、
日本は日米関係さえスムーズであれば安泰であると信じきったからで、
とりわけ対外関係においては、長いものに巻かれ
おとなしくさえしていれば、アメリカが日本=「よい子ちゃん」
として日本政治を大目に見てくれる。
確かにある意味では日本の戦後の生き方としては実に賢明な選択
だったといっていいかもしれない。
その一方で、日本はその居心地の良さに慣れきって経済至上主義を
最優先に謳歌し、肝心の政治を二の次にしてきた。
◆その経済至上主義に走りすぎた結果が、日本国家の根幹を
否定しかねない、
防衛力最小主義、非武装中立、諜報機関撲滅あど空想的理想主義を
惹起したことは否めない。
結果、国際社会もそれをいいことに日本を軽く見て、翻弄してきた。
隣接している中韓北という国が、戦後ひたすら、
国際社会向けにありもしない反日喧伝工作をしかけたのが、
まさにその典型的な悪例といっていい。
◆その腑抜け国、日本の政治を改革からするには、どうすればいいか。
 当面、日本の国民は、安倍総理に長期的に政権を委ねることで
「日本」を取り戻すことだろう。つまり、そのためにも、
自民党総裁の3戦以上を禁止するような規定は、即刻撤廃してしまうべき
ではないだろうか。
 そうすることでしか、実際に、安倍政権を超長期政権にする道筋も
築けないわけで、でなければ、憲法改正という大事業は、結果的には、
実現しないままあやふやになってしまいかねない。
◆ 今年はアメリカに日本が憲法を押し付けられて68年目である。同時に
三島由紀夫が日本国民に憲法改正を呼びかけつつ自殺して
45年目に当たる。
急ぐだけが脳ではない。
 ここは一つ、安倍総理に腰をすえてもらって、
日本自立のための作戦を練ってもらう必要があるのではなかろうか。
そう、私は思っている。>>

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◆◆ 表現者73号予告

ークライン孝子の情報戦略「あまりにも大きな日独間の隔たり」ー 
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クライン孝子から見えてきた事
http://blog.55fujix.com/shacho_blog/4622
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==敗戦国・日本とドイツ 戦後70年でなぜ差がついたのか==
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
45余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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・ 上記につきクライン孝子名抜きのメルマガの転載・発言は固く
 お断りいたします。
(なお「クライン孝子」および「クライン孝子の日記」
と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)
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 「クライン孝子のホームページ」 http://www.takakoklein.de
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メルマガ発行者: クライン孝子 (フランクフルト在住 )
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共同経済活動5項目合意へ 7日に日ロ首脳会談
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安部首相、ドイツ訪問−平成29年3月19日
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