■閑話休題;東日本大震災とフランクフルト日独交流150周年記念行事

◆フランクフルト総領事公邸にて先週金曜日
◆ドイツ(プロイセン)も日本と1861年1月24日に「日普修好通商条約」を締結
◆東日本大震災発生で一変
◆フランクフルトでは実に不思議な偶然が起こった!
◆今般ドイツ開催された女子サッカーWMで日本代表が見事優勝!
◆私もエピローグにて、「日本よ、なでしJAPANに続け」と
◆日独交流150周年記念 盆踊り大会(写真入り
◆日独交流150周年マラソン東日本大震災日本応援青梅・ボッパルト市民交流
◆「最初は、2キロまで走って、途中で抜けようと思っていたのに、
◆重枝夫人ですが、気さくなうえ、自然体で,親しみやすい、

◆さてそこで、わが新著ですが高校からも・・・

◆フランクフルト総領事公邸でのセレモニーに何度もお誘いを受けながら、
多忙でついつい足が遠のき心苦しく思っていたところ、ある偶然で
総領事夫人とお話する機会が訪れ、一人とことこと公邸へお伺いしました。
先週金曜日のことです。
長くても2時間ぐらいでお暇するはずだったのが、何と午後4時から9時まで
かれこれ5時間近く、途中6時過ぎは帰宅された総領事も同席され、話が弾むこと!
今年は、1854年アメリカ合衆国が派遣したペリー提督率いる4隻の黒船が浦賀に来航し、
その後1858年に日米修好通商条約を締結したのがきっかけとなり、当時の
◆ドイツ(プロイセン)も日本との1861年1月24日に「日普修好通商条約」
を締結しました。今年はあれから150年になるというので日独両国間では各地で
記念行事が開催されています。
本来なら何事もなく粛々と行われる手はずになっていたこの行事、例の3・11
◆東日本大震災発生で一変してしまいます。
当地フランクフルトも例外ではなく、フランクフル総領事館でも早速
行事はおのずと東日本大震災と連動することなったようです。
しかしそれにしても、これ神の思し召しなのでしょうか。
◆フランクフルトでは実に不思議な偶然が起こっています。
そう、あの「なでしこJAPAN」が何と、このフランクフルトのサッカースタジアムで
初優勝をしたからです。
そこで早速重枝フランクフルト総領事は下記のようなメッセージを
送っておられます。
東日本大震災とフランクフルト日独交流150周年記念行事
http://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/jp/uberuns/index.html#総領事よりご挨拶<<◆今般ドイツで開催された女子サッカー・ワールドカップで日本代表が
見事優勝いたしました。
日本代表チームなでしこジャパンはフランクフルトで準決勝、決勝を戦いましたが、
その多忙な日程の合間を縫って当館総領事公邸を短時間訪問され、
公邸に掲示された「頑張れ日本、頑張れ東北」の横断幕を皆で掲げて、
東日本大震災の被災者の方々、被災地に対する心からの応援を一緒に行いました。

決勝戦は大変厳しいものでしたが試合を通じて見られた選手の不屈の頑張りと
礼儀正しいマナーは、大震災の困難に毅然と立ち向かう日本国民の姿を想起させた感があり、
優勝を勝ち取ったなでしこジャパンに対し、
試合スタジアムは
チーム、国籍を越えて感動と賞賛の拍手で埋められました。
日本女子サッカーチームの快挙は日本の国民にさわやかな感動を与え、
社会に明るい希望を与えたと思います。
日本女子、そして日本国民のご努力、ご活躍を心の底から誇りに思います。
東日本大震災の発生により、ドイツではエネルギー政策の急速な転換の動きが生まれる等、
世界的にも色々な影響が見られました。震災からの復旧、復興の道のりは決して平坦でないと
思われますが、ドイツの日独市民は日本の復旧を願い、引き続き日本を応援し日本の努力を
支援していくものと考えます。
被災地の一日も早い復旧と復興、そして元気な日本の復活、発展を心より祈念いたします。>>

そういえば私もつい最近上梓した
[なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
MARUZEN=丸善 ・ JUNKUDO=ジュンク堂
ジャンル : 日本論・日本人論 の検索結果上位
http://www.junkudo.co.jp/search.html#q=/ss=3/opt_genre_3=5511_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AB%96%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E8%AB%96
◆エピローグにて、「日本よ、なでしJAPANに続け」というタイトルで、
私のドイツ滞在42年(フランクフルト)で最高の歓喜の日となったことを
書き記しました。
その理由とは、
1) この決勝試合が私が住むフランクフルトだったこと
2) 優勝日7月17日は私の大好きなメルケル首相の誕生日だったこと
3) しかもフランクフルトは1938年「核分裂」を世界で最初に発見し1944年
ノーベル賞を受賞したオットー・ハーン博士の生誕地であること。
というわけで 
◆今年11月、フランクフルトで開催される 日独交流150周年記念行事
の目玉ですが、何と重枝総領事作詞の
「フランクフルト音頭」=日独交流150周年記念・東日本大震災日本応援盆踊り歌=
1)マインの流れに日の丸映えて、日本の心にドイツの心
海山越えて輪になって年を重ねて150
ともに祝おうフランクフルト。
2)タウヌス山に富士山重ね、青葉光りてふるさと思う。
レーマー広場に真心絆、うれしき平成年
ともに踊ろうフランクフルト (3番は略)
になるそうで、すでに数千人が日本から訪れて、盆踊りに参加するそうです。
◆日独交流150周年記念 盆踊り大会(写真入り)が
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201171723844
なお上記の盆踊りは「なでしこJAPAN」が優勝する前日7月16日に
公開されました。
さてもまだあります。
http://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/jp/uberuns/aktivitat.html#20110420
◆日独交流150周年ミッテルライン・マラソン・・・東日本大震災
日本応援の青梅・ボッパルト市民交流
(平成23年5月28日)
http://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/jp/uberuns/aktivitat.html#20110528
<<今年は青梅市からのランナーを含め約8000名が出場しましたが、
青梅・ボッパルト友好協会の要請に応じて、
重枝総領事・同夫人もハーフマラソン等競技に参加し、
ボッパルト市民ランナーのご協力を得て無事完走しました。
今回のマラソンでは、「GANBARE日本」「頑張れ東北」の応援旗を掲げて走る
ボッパルト市及び青梅市の市民ランナー、
そしてそれに大きな声援を送る沿道の観衆等マラソンを通じて交流した
日独市民の方々の一致協力により、日本応援のメッセージが、
ドイツで力強く発信された感がありました。>>
ということで重枝夫人も総領事とともにこのマラソンに日本の国旗
「日の丸」のをてにして、振りながら出場、
◆「最初は、2キロまで走って、途中で抜けようと思っていたのに、沿道で
応援してくれるドイツ人たちやら日本人、その他の国の人たちが日本の国旗を持って
走っている
小柄な私の姿を見て一斉に拍手し、‘頑張れ日本’って声をかけてくれるものですから、
結局ゴールまで(10キロ)、走り続けました。」
「盆踊りもフランクフルトにお住まいの日本の皆さんに話しかけたら、
すぐ協力してくださることになりました。感謝しきれないというか、とてもありがたかったです」
その傍ら、「盆石」にも凝っていらっしゃるとかで、「盆石」(私にとっては生まれて初めて)
を披露し、小道具も見せていただき、72歳にしてまた一つ新しい日本文化に触れ、
まことに有意義な日となりました。
◆重枝夫人ですが、気さくなうえ、自然体で,気取りがなく親しみやすい、
しかもエネルギッシュで、行動的というのですから、私もつい引き込まれて長居をしてしまいました!

◆さてそこで、、
「なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の謎」
http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0112946802
ですが、口コミで少しずつ読者の皆様方のお手元に届いているようで、
高校の図書室からも注文が入っていると聞き、ありがたく思っております。
心からお礼申し上げます。
さてもその拙著のポイント
「次々に明らかになる真実・・・・
1」日本の経済復興を後押ししたのは原子力エネルギーだった!?
2)エネルギー争奪戦が戦争につながった!?
3)ドイツの脱原発路線は大震災前から決まっていた!?」と・・・

目次
<<図解による知っておきたい原発と放射能の基礎知識

(プロローグ)
福島原発が過去最悪の状態にあることを3.11に世界は知っていた。
 
第1章 3.11以降明らかになった”世界から取り残される”日本
第2章 誰も止められなかった唯一の被爆国日本の原発事故
第3章 福島原発事故を起こした悪しき日本の構造
第4章 世界を揺るがすドイツの「脱原発政策」事情
第5章 福島の”後”も世界での原発推進の空気は衰えない
第6章 エネルギー獲得競争に翻弄された世界史
第7章 ご先祖様の遺言がドイツを「脱原発」に踏み切らせた
第8章 日本は原発とどう向き合うべきか
(エピローグ)
日本よ、なでしこJAPANに続け!

アマゾンの拙著紹介ですと
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AF%E8%84%B1%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E5%A2%97%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%82%E8%BF%B7%E8%B5%B0%E3%81%99%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3-%E5%AD%9D%E5%AD%90/dp/475931203X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1315450626&sr=8-1 >>

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今年のわが4大キャンペーン
『大計なき国家・日本の末路 
日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの』クライン孝子著
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チャンネル桜二千人委員会入会のお薦め
http://www.ch-sakura.jp/579.html

他紙より面白い産経紙購読のお薦め
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そして新著紹介 曽野 綾子著
揺れる大地に立って 東日本大震災の個人的記録
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴40余
年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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・ 上記につきクライン孝子名抜きのメルマガの転載・発言は固く
 お断りいたします。
(なお「クライン孝子」および「クライン孝子の日記」
と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)
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