■TPPといえば親米保守よ、米国べったりで国家論とは恐れ入った!

2011-11-09
◆欧州の国では、ドイツを含めて自国の食料と水については、
◆日本米とカリホルニア米とどちらを買ってご飯にするか、
◆相手はアメリカですから、日本はあっというまにその手に乗せられ
◆日ごろは日本国家論を述べまくる一部の親米保守言論人も
◆そこでそのTPPの隠れた正体に挑戦して
◆一国民氏からもTPPは同盟国アメリカの仕掛けた落とし穴
◆ところが蓋を開けてみれば砲艦恫喝外交で日本側の無知をあざ笑い
◆20世紀最後の米国大統領・クリントンも、一方的に日本苛め
◆これが民主主義国家を標榜する米国の本質。
■さても、わが新著
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html

◆欧州の国では、ドイツを含めて自国の食料と水については、
たとえどんなことがあろうと、確保する必要があるとして、
国家サイドで、手厚く保護をしています。
そういう意味では『聖域』でもあります。

たとえばお米ですが、私はコメ通ではありませんが、
安くてもイタリア米を買って、ご飯を炊く気にはなりません。
ですが、
◆日本米とカリホルニア米とどちらを買ってご飯にするか、
といえば、日本米より値段が安くて、味も日本米とそう
変わらなく美味しいカリホルニア米を選びます。
というより、ここ数十年、私も、そして、私の知人たちも
アメリカや欧州で後者を買って食べています。

恐らく、日本でもTPPによる自由化となれば、消費者の立場から
すれば、こういう道を自然にたどっていくのではないかと思います。

◆相手はアメリカですから、日本はあっというまに、その手に巧妙に
乗せられて、日本の伝統的慣習などは、一瞬にして破壊される
ような気がしてなりません。

それにしても日本のマスコミもそうですが、
◆日ごろは日本国家論などを
とうとうと述べまくる一部の親米保守言論人がことアメリカの方針となると
べったりして、恥も外聞もなくアメリカの太鼓もちをするのには、
唖然とします。日本の国民に対して、失礼だと思うのですが。

◆そこでそのTPPの隠れた正体に挑戦して
長尾たかし&三橋貴明】民主党・TPP党内議論の行方
http://www.youtube.com/watch?v=jiN0UIk8hVA&feature=youtube_gdata

1/3【経済討論】亡国最終兵器 TPPの真実
http://www.youtube.com/watch?v=buBpYJO3Vro&feature=relmfu

TPPは医療、福祉、教育、法律、金融、通信などのサービス分野でも
自由化を要求するので、日本文化、日本精神が損われる可能性がある。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/

さらに
◆TPP断固反対の一国民氏からも
<<TPPには、同盟国アメリカの仕掛けの落とし穴がある。

日本は日米安全保障条約上の同盟国であるけれども、
米国の貿易経済・政治外交上の政治舎弟ではない。

米国が過去100年間に行なってきた対日外交の歴史、
即ち、徳川政権末期に日本の無知に乗じてゴリ押しで
締結させられた日米修好通商条約は日本外交の歴史の
中で恥辱とも言うべき不平等条約であった。

その始まりは、米国側の「捕鯨船への水・食料の補給」
と言う単純なものであった。

◆ところが、蓋を開けてみれば砲艦外交で恫喝しながら
日本側の無知をあざ笑うが如き姿勢で資源を掠め取る

不平等極まりない条約を押しつけものであった。

更には、英仏露の対日強硬外交を阻止する後盾になる
との詭弁を弄しながら、最終的には英仏露とも公平で
あるべきとの姿勢を押し通され、不平等条約を余儀な
くされた上に日本近海だけではなく、日本本土を我が
物顔で蹂躙される結果となり、4ヶ国艦隊に下関市街を
焼き払われ、英国艦隊に鹿児島市街も焼き払われた。

この二つの出来事はその経緯はどうあれ、日本侵略を
意図するものであったことは紛れもない事実、
日本側
の国体を維持せんとする懸命な対応で侵略は阻止でき
たものの、先人の智恵が劣っていれば植民地となる運命は
避けられなかっただろう。

◆20世紀最後の米国大統領・クリントンは、同盟国で
ある日本に対しては適用しない取決めを一方的に反故
にし、更には、期限切れとなったスーパー301条を
復活させ、日本の貿易体制に手を突っ込み政府を震撼
させ強引に押しまくり、ソ連崩壊前の共産圏諸国への
輸出貿易には難癖に近い嫌疑を盾に日本企業に法外な
制裁金を課して取り立てたが、押し込み強盗に近い手法と
謂わざるを得ない。

米国政府(=企業)のお気に召さない事(京都議定書)
は何処までも拒否し続け、国連の分担金さえも滞納し、
ユネスコの分担金は支払拒否の声明を出している。

◆これが民主主義国家を標榜する米国の本質である。

そして現在のTPPの問題は、その中身が米国主導で既
に決定していることである。

ここに回避不能の仕掛けの大きな落とし穴があること
を見落としてはならない。
TPPは永久に破棄できない条約と覚悟せねばならない。

野田総理大臣殿、下記をご覧あれ。
土壌鍋にされるお覚悟が出来ておられるか?
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/ >>
■さても、わが新著
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
MARUZEN=丸善 ・ JUNKUDO=ジュンク堂
ジャンル : 日本論・日本人論 の検索結果上位
http://www.junkudo.co.jp/search.html#q=/ss=3/opt_genre_3=5511_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AB%96%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E8%AB%96
◆拙著のポイント
「次々に明らかになる真実・・・・
1」日本の経済復興を後押ししたのは原子力エネルギーだった!?
2)エネルギー争奪戦が戦争につながった!?
3)ドイツの脱原発路線は大震災前から決まっていた!?」と・・・
目次
<<図解による知っておきたい原発と放射能の基礎知識

(プロローグ)
福島原発が過去最悪の状態にあることを3.11に世界は知っていた。
 
第1章 3.11以降明らかになった”世界から取り残される”日本
第2章 誰も止められなかった唯一の被爆国日本の原発事故
第3章 福島原発事故を起こした悪しき日本の構造
第4章 世界を揺るがすドイツの「脱原発政策」事情
第5章 福島の”後”も世界での原発推進の空気は衰えない
第6章 エネルギー獲得競争に翻弄された世界史
第7章 ご先祖様の遺言がドイツを「脱原発」に踏み切らせた
第8章 日本は原発とどう向き合うべきか
(エピローグ)
日本よ、なでしこJAPANに続け!

アマゾンの拙著紹介ですと
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴40余
年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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