■言いたい放談ーさすが、忍耐強いドイツもギリシアのいい加減さに、うんざり!

■言いたい放談ーさすが、忍耐強いドイツもギリシアのいい加減さに、うんざり!
◆言いたい放談
http://www.youtube.com/watch?v=ythFCqVMcfI
◆私の大好きなドイツ史上における人物の一人
◆その大王の生誕300年式典が1月24日、
◆国家の長であり軍人としての彼は
◆学問と芸術に明るく、その才覚は
◆「王とは庶民の僕(しもべ)である」
◆鑑識眼の鋭い人で人材の発掘と育成に尽くした
◆今回のユーロ危機においても、ドイツ魂、遺憾なく発揮
◆2008年のリーマンブラザー金融危機を見事に克服
◆欧州鉄の女メルケル首相はトップバッターとして、
◆「できないことは約束すべきではない」とメルケル首相
◆あの国はとっくに破産している、それなのになぜ
◆そればかりか、ドイツ連邦中央銀行では昨年、密かに、
◆金融王国として、再起を図ってきた英国などは
◆キャメロンは、ドイツを優柔不断だと厳しく非難
◆大きな口を叩くが、何だ。英国こそ身勝手ではないか。
◆そういえば、英国の銀行だって大量の不良国債を抱えて、
◆かつてドゴールは英国EU入りに徹底的に反対した
◆英国、メキシコ湾爆発事故で、、米国での訴訟で莫大な賠償要求され
◆米国在住グロース孝夫氏「ダボス会議のメルケル様の演説立派」
◆◇◆さてもわが新著について、http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html

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◆言いたい放談
さすが、忍耐強いドイツもギリシアのいい加減さに、うんざり!
http://www.youtube.com/watch?v=ythFCqVMcfI
◆私の大好きなドイツ史上における人物の一人で、
それゆえに、夢中で
読み漁ったのが、フリードリッヒ大王に関する書物です。
◆その大王の生誕300年式典が
1月24日、(1712年1月24日 - 1786年8月17日、)
に彼のお気に入りで、晩年はそこで愛犬とすごし、今はやりの
孤独死というのでしょうか。一人静かに息を引き取った
ポツダムのサンスーシ宮殿で行われました。
http://media.yucasee.jp/posts/index/9788
彼の生涯は波乱万丈でした。
◆国家の長であり軍人としての彼は
二つの当時の大国(オーストリア=シュレージア戦争、
七年戦争=オーストリア、フランス、ロシア)との戦争に勝ち、
一躍その名を世界史に知らしめました。
◆二つは、学問と芸術に明るく、その才覚は、フルート奏者として、
バッハなどを資金的に支援したり、フランスの哲学者ヴォルテールと交友関係になり、高邁な哲学議論を交わすなか、哲学書にも手がけたものでした。
そして
◆三つ目は、だけではなく、「王とは庶民の僕(しもべ)である」という原点に立って、常に民衆に呼びかけ、民衆サイドの
立ち位置で、に国民の教育や生活の向上に腐心しました。
◆四つ目は、鑑識眼の鋭い人で、それゆえに人材の発掘
と育成に尽くしました。たとえば、彼はドイツの小侯の娘だったエカテリーナを
ロシア王朝の嫁として送るに当たって、その背後にあって、
支援しました。その後彼女はロシア一の権力者になり
エカテリーナ女帝として君臨しています。
ちなみにメルケル首相は、彼女を尊敬する人物の一人に
挙げています。
書き始めたらきりが無いのでこのくらいにしておきますが、
ここで一体、何がいいたかったかというと、彼から受け継がれたプロイセン魂=「勤勉、規律、高潔」は今もドイツ人の中に生きていて、
◆今回のユーロ危機においても、ドイツ魂が、遺憾なく発揮され、逆にイギリスをはじめドイツ周辺国から、やきもちを焼かれている
のを見るに付け
私など、これこそがドイツの宿命なのだろうなと思う
今日このごろです。
そいえば、フリードリッヒ大王生誕300年の式典の翌日、
スイスのダボスでは、世界経済フォーラム年次総会が
翌日1月月25日、開幕しました。
今年のテーマは「大いなる変革と新たなモデルの構築」だそうで、。
ユー ロ危機の長期化や世界経済の視界不良がヒソヒソとささやかれる中、
◆2008年のリーマンブラザー金融危機を見事に克服し、欧米社会では
1990年のドイツ統一以来、まさに20年ぶりの好景気に見舞われ、一人勝ちを謳歌しているドイツは、その周辺諸国の羨望と嫉妬の渦巻く中、
◆欧州鉄の女メルケル首相はトップバッターとして、世界に向け、
ダボス会議開幕 独メルケル首相は「欧州危機、結束で乗り切る」
http://www.asahi.com/international/update/0126/TKY201201260117.html
と力強く断言しながら、その一方で
◆「できないことは約束すべきではない」とドイツの立ち位置を鮮明にしたのです。
共同債もそうで、この案に対して、ドイツはいい返事を
していません。
その代わりに
ギリシャ支援、ドイツが財政政策めぐる決定権委譲を要求
http://plaza.rakuten.co.jp/stefibonfa/diary/201201260003/
しています。
それはそうでしょう。
誰の目から見てもギリシャには貸しても貸しても、
まるでざるに水を流すようなもので、改善の様子が
一向に見られないからです。
以下のようなことがあっても、まるで他人事で、
(参照;ギリシャが脱税者のリスト公表 トップは965億円
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE0E7E2E1948DE0E7E2E3E0E2E3E09494E3E2E2E2 )
いずれ、ドイツがまた、助けてくれるとタカを括っているからです。ドイツ人などは、
◆あの国はとっくに破産している、それなのになぜ我々の血と汗による税金で彼らを助けねばならないのか」と怒っているというのに。
ちなみに、昨年2010年5月以後、今日までユーロ圏は
ギリシャに合計471億ユーロ、そのうちドイツは
134億5000万ユーロ、支援しています。
◆そればかりか、つい最近のニュースによると、
ドイツ連邦中央銀行では昨年、密かに、ドイツ国民のあずかりしらぬところで、危機におちいったギリシア、アイルランド、
ポルトガル、スペイン、イタリアを助けるために、ほぼ5000億ユーロ、振り込んで融通していたことが、暴露されました。
ドイツとしてはできるだけ彼らのために手を差し伸べようした、
というより周辺諸国の暗黙のうちの要求にドイツは譲歩せざるを
得なかっのではないか。
さらに長年、ドイツが主張してきた銀行取引税の導入にしても
◆金融王国として、再起を図ってきた英国などは、絶対反対を唱え、
ドイツ苛めにせっせと精を出しています。
このため、たとえ英国が反対しても、ユーロ圏だけでも導入しようというドイツの主張も、ままになりません。
それどころか英国などは、景気の悪い欧州大陸のEU加盟国
をしきりに背後から巧妙に煽動して、あれこれ脅しをかけて
ドイツをを窮地に追い込もうとさえしています。
メルケル首相のダボス会議における演説のあと、さっそく英国の
◆キャメロンは、ドイツを優柔不断だと厳しく非難し、
ユーロの存続をドイツがのぞむなら、、もっと積極的にユーロ救援のために貢献すべきだと、自国のエゴを棚に挙げて、ドイツに攻撃の矢を放ちました。
これにカチンときて気を悪くしたのがドイツ人です。
◆「何だ。英国こそ身勝手ではないか。EU加盟国でありながら、
常に、欧州大陸の加盟国(とりわけ独仏両国)に水を差し、
大きな口を叩くが、その英国たるや、ユーロ圏には加盟せず、
責任逃れをしている。
今回のユーロ危機の源泉はどこか。英国ではないか。
大陸の正常な市場にいきなり新自由主義やらグローバリズム
などという美辞麗句でたぶらかし、ドイツなどをハゲタカ
フアンドで荒らしまわったのは一体、どこの国だったっけ。
◆そういえば、英国の銀行だって、ギリシアやスペイン、
イタリアの大量の不良国債を抱えて、そ処理に困っている
はずなのに、そ知らぬ顔で、その辺はうまく責任逃れをして
EU加盟国で懸命に解決しようとすると、
するりと抜けて、文句ばかり言ってEU=ユーロ妨害に
手を貸している。
とどのつまり、英国の真意とは、ドイツが主体になるのが
悔しくてならない、それだけで反対しているだけだ。
◆かつてドゴールが英国のEU入りに徹底的に反対したその
理由が今になってわかってきた」と・・・・」。
一方、英国のお台所も大変で、お尻に火がついている状況です。
当面は、例のBPによる、米国史上、最大の事故といわれている
◆メキシコ湾での爆発事故ですが、米国での訴訟では莫大な賠償を
要求されて、にっちもさっちもいかに儒教で、こうした国から見える
ドイツの昨今の好況は羨ましくてならないい、というか
癪に触ってならないののでしょう。

◆そこで、
米国在住グロース孝夫氏より
<<ダボス会議のメルケル様の演説立派ではないですか。
「出来ない事は約束しない」ときっぱりと。
http://www.spiegel.de/international/europe/0,1518,811607,00.html

守れないマニュフェストを「マニュフェストは守るものです」と
街頭演説していた野田首相とは人格さえ違います。

ドイツも胡散臭いカジノ資本主義者のソロスなんかにとやかく言われる
筋合いはありません。

孝夫>
見ている人は、ちゃんと見てみているのでしょうねえ。
◆◇◆さてもわが新著について、
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
本の紹介専門新聞「週刊読書人」書評
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20111121/1321935624
◆拙著のポイント
「次々に明らかになる真実・・・・
1」日本の経済復興を後押ししたのは原子力エネルギーだった!?
2)エネルギー争奪戦が戦争につながった!?
3)ドイツの脱原発路線は大震災前から決まっていた!?」と・・・
目次
<<図解による知っておきたい原発と放射能の基礎知識

(プロローグ)
福島原発が過去最悪の状態にあることを3.11に世界は知っていた。
 
第1章 3.11以降明らかになった”世界から取り残される”日本
第2章 誰も止められなかった唯一の被爆国日本の原発事故
第3章 福島原発事故を起こした悪しき日本の構造
第4章 世界を揺るがすドイツの「脱原発政策」事情
第5章 福島の”後”も世界での原発推進の空気は衰えない
第6章 エネルギー獲得競争に翻弄された世界史
第7章 ご先祖様の遺言がドイツを「脱原発」に踏み切らせた
第8章 日本は原発とどう向き合うべきか
(エピローグ)
日本よ、なでしこJAPANに続け!
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AF%E8%84%B1%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E5%A2%97%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%82%E8%BF%B7%E8%B5%B0%E3%81%99%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3-%E5%AD%9D%E5%AD%90/dp/475931203X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1315450626&sr=8-
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴40余
年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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・ 上記につきクライン孝子名抜きのメルマガの転載・発言は固く
 お断りいたします。
(なお「クライン孝子」および「クライン孝子の日記」
と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)
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