■YUKI von MURATA氏からの日本レポート

【言いたい放談】バラバラになった欧州と民主党[桜H24/6/29]
http://www.youtube.com/watch?v=HHNVhx7xU20&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg&index=7&feature
にて、私は今回の小沢騒動は「日本が米中情報戦争の草刈場」に
なっているとそれとなく注意を喚起すべく発言しましたが、
そういう観点から以下の
YUKI von MURATA氏
の日本レポートはとても参考になり貴重です。

■YUKI von MURATA氏からの日本レポート
編集
◆首相官邸前の反原発デモとドジョウの偽りの政治生命について
◆インテリジェンス・サービスに所属するケース・オフイサーの中で
◆たった一人の工作員が一つの国家を転覆させた実例ありこ
◆主な呼びかけの媒体は中東の政府が転覆したように
◆注意しなければならないのは、各参加団体がは情報部員の現地エージェントの役
◆政府がメディアからも叩かれる状況にすることだ。
◆力ずくで排除すればそれば政府にとっても不利となる
◆重要なもう一つの点は、ごく一般の人々が自然にデモに参加
◆帰国子女の大手財閥系優秀な銀行員は今週の26日金曜日に参加しようかなと
◆さて、この大衆のデモに対して首相官邸でドジョウは(*)「大きい声がするね」?
◆オリンピックと言う宴後に、戦争、ユーロ危機、アメリカ経済危機が起こる可能性
◆(**ギリシャ人やラテンの連中がドイツ人に文句を言う資格などない!)
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<<◆首相官邸前の反原発デモとドジョウの偽りの政治生命について
(注意:私はコメント以外に現時点ではデモに関与する意図はない。)

◆インテリジェンス・サービス(情報機関)に所属するケース・オフイサーの中でさらに某国に派遣される者の中には政府転覆などのデモを誘導する方法を訓練し収得する者もいる。その訓練の一つに、目標となる国で敵対する様々なグループをコーディネートして一つの目的に誘導し、デモや運動を起すことがある。
◆たった一人の工作員が一つの国家を転覆させたことは実際にある。この事を念頭に入れて下記を拝読していただきたい。

さて、日本国・首相官邸前で毎週金曜日に反原発デモも2012年3月末からはじまり6月29日の金曜日には警視庁発表約12000人(主催者発表約4万人)を越えたようである。
◆主な呼びかけの媒体は中東の政府が転覆したようにフェイスブックなどである。

そこで、冒頭のインテリジェンスの手法が応用できる。このデモ運動の規模を拡大する重要なキーは、NPO、左派或は右派等の政治団体、なんらかの主義主張団体等の色を消すことが重要である。なぜなら、政治団体、NPO法人の主張などに賛同できる人に参加の運動を促すのは限界がある。そんな政治団体やNPO法人に関わりたくないという日本人が多い。

したがって、主催者及び賛同する参加団体はそのような(組織の主義・主張)はこの場では捨てるか、脇に置くこと。そして、全ての運動組織・団体が目標として共有できる単純なスローガン「原発再開反対、脱原発、廃炉など」を揚げることで運動は拡大する。全ての団体が己の主張でなくこの一つのスローガンの下で市民運動として参加すればよい。さすれば時流にのって運動は大規模になる。

◆注意しなければならないのは、各参加団体は、例えると情報部員の現地エージェントの役をする事。それはあくまでも参加する一般の市民の原発廃止という目標を叶えるための灯し火を消さないように運動の最中に盛り上げる役になること。決して日本でのデモで制御できないような暴徒化させない事。運動規模を大きくさせることに力点を置く事。大きな規模のデモに政府が無視できなくなるという状態にすること。無視すれば
◆政府がメディアからも叩かれる状況にすることだ。

この首相官邸前のデモは週を重ねるごとにデモ参加者は増加している。恐らく今後も増えるであろう。首相官邸前が運動人数参加で溢れるならば、同時に東京電力本社前、東京電力前が溢れれば、次に3箇所同時に原発を管理・運営を認可する霞ヶ関官庁前、丸の内官庁前などに場所を増やす。そして点が一つのライン・・・東京電力から霞ヶ関そして首相官邸までの長い運動ラインになれば政府も無視できなくなる状況になる。
◆力ずくで排除すればそれば政府にとっても不利となる。例えばDDR(通称:東ドイツ)の小さな市民運動がやがて、ベルリンの壁を崩壊させたようにね。 

但し、日本政府は原発推進を決めている。並大抵のデモの規模と期間ではその方針は変えられないという覚悟は必要である。(下記*ドジョウの首相官邸での発言参照)

◆重要なもう一つの点は、ごく一般の人々が自然にデモに参加できるような時間とムードを持つこと。例えば会社員が終末に飲みに行く前、主婦に負担がかからないで気軽に政治に参加できるような時間帯を選べばさらに拡大出来る。

数日前に友人達と数年前に訪れたワイン発祥の国であるグルジアワインを楽しんでいた。◆友人である帰国子女の大手財閥系の優秀な銀行員は今週の26日金曜日に参加しようかなと私に携帯を眺めながら呟いた。 私は遠巻きながら首相官邸前のデモの映像ファイルを眺めていた。そこで、ちょっとした本文の思い付きをしてね。それを伝えたくなったのでね。

◆さて、この大衆のデモに対して首相官邸でドジョウは(*)「大きい声がするね」とコメントした。国民のためにと政治生命を賭けるという男の本心が読める。(読者の皆さん首相の言葉の行間から心情いや本心が読めるよね)。

ドジョウの偽りの政治生命
このドジョウは消費税法を密かに変え(文言を加え、解釈を変更した)、消費税の財源を早速大規模建設予算に費やそうと目論んでいる。(この点は自民党も同じ考えだ。)旧態依然の経済理論あるいは国策でさらなる将来の日本国の借金を増やすようだ。お判りだろう。◆これがドジョウの政治生命の正体である。実にドジョウの腹はどす黒い。

旧態依然の経済理論あるいは国策だと指摘する根拠は、ジョージ・ソロスが言うように、現在の経済は危機的な状況でありまもなく終わると。そこには従来の経済理論、いや国策では通用しないはずである。

◆これからの世界、オリンピックと言う宴の後に、戦争、ユーロ危機、アメリカ経済危機が起こる可能性が高い中では、例えばシュレーダー政権下のドイツ連邦共和国の経済が低迷していた時に、ドイツ連邦共和国と国民は収縮財政で歯を食いしばって危機を乗り越えたようにし(**)、来るべき更なる様々な予想される世界的危機に日本は備えるべきだと思うがねぇ・・・。どうやらそれが見えないようだね。
◆(**ギリシャ人やラテンの連中がドイツ人に文句を言う資格などない!)

尚、本文フェイスブック、インタネット等に出典表示の上COPYを許可する。
                                                     敬具
YUKI von MURATA
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
40余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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