■YUKI von MURATA氏からのイラン及びアラビア半島湾岸諸国視察と戦争4+.イスラエルのイラン攻撃の大義名分

イラン及びアラビア半島湾岸諸国視察と戦争4-3

4-3.イスラエルのイラン攻撃の大義名分

この章では、イスラエルにイラン攻撃の大義名分があるのか検証する。

注1:イランの核開発疑惑について公正さを示すために、アメリカ及びイスラエルからのオシント情報(公式メディア等の情報)を用いる。疑惑がかけられている当事者のイランからの核疑惑を否定する声明を用いるよりは、疑惑を抱いているアメリカ合衆国及びイスラエル側のイランには核疑惑はないとする主張を掲載することにより逆に公正さが取れる。(著者:イラクに大量破壊兵器がなかった。アメリカ合衆国政府の表向きには情報収集及び分析ミス(捏造)・・・カーブボールの投稿レポート参照の事)

注2:著者のこのイスラエルのイラン攻撃計画に対する見解はモサッドの元長官と同じである。したがって、国家の存亡に関わるからと単純な見せ掛けの側面的な理由に共鳴した盲目的なイスラエルのイラン攻撃支持者ではない。同時に、これはどこかの国の現総理大臣がこの地域の状況に疎く理解していなで平和主義に基づく理由によるイスラエル・バラク国防相との温度差がある会談内容の見解とは異なる。大義名分すらない無謀な戦争の選択は一般の無知なイスラエル人が犠牲者になる。

4-3-1イスラエル及びアメリカ合衆国のオシント情報から分析する

2012年3月を境目にイランの核疑惑情報の内容に大きな変化が生じている。

2012年3月23日ロイター電:アメリカ合衆国、ヨーロッパの同盟国及びイスラエルは、イランの核開発プログラムに関する3項目に同意している。
1テヘランは核爆弾を保有していない。2それを製造する意思決定をしていない。3核弾頭発射(運搬)能力は数年かかる。

3月29日アメリカ合衆国・フォーリン・ポリシー電子版米外交当局高官の話として、イスラエルはイランの隣国アゼルバイジャンの空軍基地を使用する許可を得たとする情報を、アメリカ合衆国政府(オバマ政権)が暴露している。これは、アメリカ合衆国が、イスラエルのイラン攻撃阻止を目的とした意図からと推定される。(著者のオバマ政権対談:戦争のコスト参照)アゼルバイジャン政府はこの情報を当然ながら公式には否定。尚、翌日30日にはイスラエルのメディアにも本情報は取り上げられる。著者にも公になる少し前に、アゼルバイジャンにイスラエル空軍は大幅に改造したF-15を配備する動きありとの情報が流れる。

イスラエルの野党カデマ党首・シャウル・モファズ氏が、3月29日ネタニヤフ首相に対して、イランの核兵器開発の脅威を、イスラエル国民に対して煽っていると発言。

イスラエル・ガンス参謀総長は4月25日イスラエル・ハーレス紙とのインタヴューでイランに核開発する意志が無いと述べる。
1イランに核開発を開発する意志がない。2ハメネイ・イラン最高指導者が核兵器開発という一歩に踏み出すとは思えない。イラン指導者は非常に理性的な人々で構成されている。*(この発言は、イスラエル発信あるいはアングロサクソン系のメディアの情報を右左に流し、イランの指導部がクレイジーだという印象の情報を受け取っている日本人には目から鱗かもしれない。著者もイラン指導部の過去の言質、行動を調査し結果、ガンス参謀総長と同じ意見である。イランは、北朝鮮の指導者及び指導部とは異なる。そのような見解をすると本質が見えなくなる。)
3核開発関連施設が、敵国からも攻撃に耐えられないとするイラン自身の見解。4イランに対する経済制裁の効果が出てきた。5他方、イスラエルはイラン攻撃の準備も進めている。

イスラエル内部では、イスラエル軍及び情報機関はイラン攻撃に消極的である。対して、ネタニヤフ首相及びバラク国防省がイランに対して疑惑を抱き、イラン攻撃に積極的とされる。イスラエルは遅くても2013年まで延期したとの声明がある、一方で、戦争が早まる可能性も示唆している。

著者にはこの頃、イスラエルの次の攻撃計画時期が伝わる。そして、イラン視察を決断させた。

イスラエル・イェディト・アハロノートは8月10日「現時点に置いても、イラン攻撃に関して、閣僚の間で大きな反対、軍・情報機関等の治安関係者の強い反対がある。」

イスラエルのテレビ局は8月12日イスラエル大統領が「イランに対するいかなる挑発にも反対する」と声明した。パレスティナでアメリカ合衆国・パネッタ国防長官と怪談し、「イランへの攻撃はイスラエルにとって悪い結果をもたらすとだろう」と語った。
イスラエルのイスラエル軍・ガンス総参謀総長、エシェル空軍参謀総長、コハヴィ参謀本部情報局、パルド・モサッド長官、コーエン総保安庁などが反対している。

ここでは、詳細な情報の提示を省くが、イランに精通している方々には自明の事であるように、イランは今日までイラン指導部の動向、声明、思考から核兵器開発の意志が無い事が判る。そして、イランは数百年間自分から戦争をしていない。だからと言って、イランが戦争を自分からすることはない保証できるものではないが。かつて、アメリカが保有していたイランの石油利権を再度己のためにする目的も兼ねて、1991年から計画されているアメリカ合衆国・ネオコンによるイラン攻撃の計画は今日まで継続されている。戦争を行なうための大義名分としてイランに対するネガティーヴ・キャンペーンを世界世論に訴える工作が遂行されるようになった。

さて、これらのアメリカ合衆国及びイスラエル側のオシント情報から、果たしてイスラエルにイラン攻撃の大義名分は存在するのだろうか? 今年の春先のような“イランは核兵器を持っている”とした大義名分は否定される。すなわち、現時点では、イスラエルはイランを攻撃する明確な大義名分は存在しないと言える。同時にイスラエル政府内部でこの戦争に対する是非について相違があることを示唆していると断言できる。

4-3-2戦争は回避されたのか?

しかし、これは現段階で戦争が回避されたという理由/根拠には成らない。イスラエル側のイラン攻撃の時間稼ぎという見解もできる。

なぜならば、イスラエルの水面下のイランへの攻撃は継続されている。

例えば、シリアでの混乱状況(著者の1.イスラエルのイラン攻撃1-11-2及びシリア・アラブ情勢とイランレポート参照・・・イスラエルの立場に立って、イスラエルのイラン攻撃を成功させるにはシリア内乱を加速させる工作が必要と説いた。)が、さらに加速しイスラエルにとってイラン攻撃の好条件となりつつなる。反アサド勢力側にNATO軍以外に大量のイスラエル製武器が供給されている事が確認されている。イスラエルによるシリアの内乱工作が進んでおりそれによるイラク化が進んでいる。同時にそれはシリア及びイランの関係の分断化が進んでいることでもある。8月15日時点でアサドの実効支配率がおよそ30%に低下している。ポスト・アサドをイスラエルは用意している。

一般に言われるような、シリアはシリア国民の人権を無視した独裁国家であり、危険があり崩壊させる必要性があると言うのは表向きの世界世論が受け入れ易い理由である。アラブの民主化も、これからの世界で起こる出来事に必要なことであり、それは“ある者にとって都合のいい、かつ利益を生むためのものである”。4-3-4参照

重要情報:イスラエル・リーバーマン外相ファイル:イスラエル・ネタニヤフ首相とロシア・プーチン大統領の会談の暴露内容
主旨:1ポスト・アサドの後継者の重要な条件はイランとの関係を断つ事ができる人物。その人物をイスラエルは用意しているが、ロシアがその条件に沿った人物を準備できるならイスラエルは承認する。2.このような人物を用意できるのあればロシアの影響下にあるシリアでもよいとイスラエル及びアメリカ合衆国も承諾。3.プーチン大統領は、「なぜ、アメリカ合衆国はシリアがロシアの影響下であってもよいと承認するのか?イスラエルの要望か?」ネタニヤフ首相は「オバマ政権のアサド政権の市民への弾圧を理由」と答える。4.ロシアはアサド政権にこだわっていない。5.プーチン大統領は「イスラエルのゴールはシリアのソマリア化だ。イラクのソマリア化に続いて。」との指摘する発言に対して、ネタニヤフは否定していない。6.イラク化したシリアをイスラエルはコントロールできる自信がある。7.シリアの壊滅はイスラエルにとって長期的な利益に繋がる。

これは著者が以前にイスラエルの立場で述べたシリアへのインテリジェンス作戦の主旨と同じである。

危惧する点:イスラエルがこのような条件で作戦を進めることが可能であれば、ポスト・アサド政権側とイランを結ぶテロ組織が、イランの意思に反し、イランが戦争を始めたように工作できる。したがって、開戦が始まったニュースで、イランが攻撃をした、あるいはイランが攻撃されたというような情報があがった場合は、その真偽を確認する必要がある。イスラエル側に立てば、仮にこのような工作を実行する際は暴露されないようにする必要がある。

また、アメリカ合衆国及びイスラエルによるイランへの電子妨害(コンピューターへのウィルス感染など)が継続されている。例えば、ロシアのインターネットセキュリティー会社・カスベルスキー研究所は、国連・ITUの求めに調査した結果、中東政府機関及び研究所等で、新種のコンピューターウィルス“フレーム”を確認している。また、別の情報では中東の金融機関を標的にコンピューターウィルスが発見された。イスラエル政府は国家の防衛上必要であるとした関与をほのめかす。これは、どこの国にとっても当然である。

実際にイランでのコンピューターはしばしばダウンあるいはメールが届かない事があると報告される。著者も確実にイラン側と連絡をする際は、ローテクであるが電話が確実であった。それでも、ある一定時間で通話が切断される。

さらに、イスラエルがイラン攻撃する大義名分を探すあるいは理由づけ(場合によってはどこの国も行なう偽旗作戦などの工作等:4-1偽旗作戦の動き参照・・・さらにはテロリストによるロンドンオリンピック攻撃の可能性を示唆する情報が流れ、英国政府による厳重なテロ対策を講じた防衛となって現れる。同時に、イスラエルによるイラン攻撃の口実を設けるための自作自演の偽旗作戦によるテロなどが行なわれるのではないかといった様々な情報も流れる。)を行なう可能性もある点も否定はできない。例えば、ブルガリアでのバステロ事件に関して、ブルガリア政府は実行犯の遺体は碧眼の白人としており、非イラン人非アラブ人の特徴であり、イスラエルが主張するヒズボラあるいはイランによるテロとは断定していない。

重要事項:通常、テロ組織は犯行声明を出す。ヒズボラあるいはイランは犯行を否定4-1再度参照の事:イラン政府は挑発に乗りたくない姿勢あるいは、慎重に対応しなければと自覚している。また、現時点では、イランあるいはヒズボラなどの組織に対イスラエルあるいはアメリカにテロをするようにそそのかさせても乗ってこないと報告がある。

しかし、現段階ではイスラエル側の主張も否定でない。ヒズボラ等の組織にスパイ(ネズミ)を潜入させて可能性もあり、テロ実行の情報を持っていた可能性も否定ではできないが・・・例え同胞がテロの目標であっても、テロ組織の情報を得ることが優先事項であれば・・・・・。

上記の様々な情勢からも、現段階ではイスラエルによる水面下のイランへの攻撃が継続されている。それは開戦が延長されただけであり、やがて然るべき時期に戦争になる可能性はまだ十分ある。

さて、このようなイランの状況下でイランの制裁、空母の派遣等は必要だろうか?アメリカ合衆国及びイスラエルにとっては戦争するにあたり必要である。それによって、・・・第二次世界大戦前の大日本帝国がABCD包囲陣によって経済制裁を受け、真珠湾攻撃という罠に導かれ開戦に踏み切ったように、イランが賢明でないのならば、制裁、空母は派遣による圧力/挑発・電子妨害等によって限界点に達し、大日本帝国海軍が密に超ど級戦艦大和を建造したように、イランが核兵器開発に踏み切る思惑に嵌る効果もある。それによって、イスラエルは、イラン攻撃の大義名分ができるという事になる。そしてそれは世界がイランは巨悪とされるイメージを持つ確実な証拠になる。経済制裁とは逆の効果も発揮することを理解する必要がある。(*1)日本人の諸君!これも戦争のやり方のひとつである。第二次世界大戦の日本人はこの手法でやられた。イラン=大日本帝国、イスラエル=アメリカ合衆国と置き換え、今日のイスラエルのイラン攻撃と日米の第二次世界大戦開戦を比較すれば非常に類似していると理解できるだろう。だから、歴史から学ぶ必要がある。戦争とはそういったものだよ。

他方、イランについては、今後のイランの核兵器開発の有無、あるいは不透明な北朝鮮との核開発(北朝鮮での核兵器実用化等の可能性の有無)、の関係を否定できるものでもない。また、イランの生物及び化学兵器の開発及び保有を否定できない。湾岸諸国だけでなく、アメリカ合衆国に達するミサイルの開発の成功などもある。

この脅威(*)はアラビア半島湾岸諸国の対イラン防衛となってあらわれる。湾岸諸国はイランからのミサイル攻撃を脅威と想定した欧米軍事産業の防衛システム兵器等を購入している。軍事ビジネスのこの地域での拡大と潤いがある。(*)アラブ人のイランへの脅威を日本人に判るように説明すると、北朝鮮のミサイルが日本に飛来する脅威と同じ。

さらに、現イラン指導者の(選挙による交代、暗殺等の事故による、場合によってはイスラエルの関与もあり得る)後継者の対イスラエル方針次第ではこの核開発疑惑問題が再浮上する可能性もある。イスラエルが危惧する問題は解消されない。

このイランが核を保有するのか否かについての可能性を、著者はアリスプロトコール及びイスラエルのイラン攻撃で述べた。イランは周辺国に核開発できる能力だけを示す事ができればよい、と。(*2)イランはその意味では、現時点では賢明であり、アメリカ合衆国及びイスラエルの挑発に乗らない外交を行なっている。

4-3-3インテリジェンスの必要性
(*1)及び(*2)かつて述べた繰り返しになるが、英米の政府および情報機関の工作、外交の挑発によって真珠湾攻撃に乗せられた日本人には、改めて歴史から学ぶ必要事項である。追いつめられたネズミ、ネコを噛むと言うが、自国の置かれた状況を理解せずに戦争を行なう(避ける)のと、自国の置かれた状況を理解して戦争を行なう(戦争を避ける)のとは違う。この両者には、大きな隔たりがある。それが、結果として多くの兵士すなわち国民が犠牲となるかならないかの分かれ道である。国家の存亡と繁栄の分かれ道でもある。だから、国民の生命を守るためにも、今日の日本にはインテリジェンスが必要なのだ。

これを今のある世代の日本人に判るように置き換えると、宇宙戦艦ヤマト・第一話:大ガミラス帝国との冥王星会戦敗戦で撤退命令出す最後の地球防衛軍・日本艦隊・沖田艦長の名セリフ「古代!明日のために今日の屈辱に耐えろ!それが男だ!」撤退命令を拒否する雪風艦長・古代守の名セリフ「沖田艦長!僕はイヤです。男だったら、戦って戦って一つでも多くの敵をやっつけて、死ぬべきではありませんか!」沖田艦長「古代!わかってくれ!」となる。*軍人は死の覚悟はあっても戦って生き延びることが任務です。また、死を前提とした無謀な作戦は大抵失敗します。生き延びることを汲んだ作戦(オペレーション・ヨナタンなど)は大概成功します。国家も同じです。沖田艦長はさらに生き抜くという重要なセリフを言います。赤い地球を見ながら「見ておれ、悪魔め、わしは命ある限り戦うぞ。決して絶望しない。例え、最後の一人になっても、わしは絶望しない。」この姿勢は中国や韓国の顔色を窺う弱腰外交するどこかの国の政府とも異なりますね。現実が情けないために、アニメと言う二次元の世界を持ち出しましたが・・・一考に価する名セリフである。

もう一つ、プロイセン王国のフォン・モルトケがなぜ軍事的天才と言われるのか。それは、勝てる戦争のみ計画した。そして勝てる戦争のみを実行した。そして確実に戦争の終わらせる方法を予め用意していた。これは彼が臆病というものではない。これは簡単なようで、難しい。それらを見極める賢明な能力が彼にあったからだ。フォン・モルトケについての著書は多数あるがそれについては述べられていない。(*)終わり。 

4-3-4一体誰が、戦争を望んでいるのか? それは存在するのか?
話を戻す。この問題をインテリジェンスの観点から考察すると最も重要なの事は、“一体誰が、イランを国際社会の脅威とし疑惑で追い込み、他方イスラエルとアメリカ合衆国による攻撃の情報を流すあるいは攻撃を望むでいるのだろうか”という別の視点も同時に必要である。表面的なことが多くの人にはそれが真実の全てに見させるようなイスラエルとイランを戦い双方から多くの犠牲者を出させるような戦争。多くの人には見えていない真実、すなわち、そこには、それによって“利益を得るある者”がいるということだ。

この“利益を得る可能性がある者”の存在について、著者はアリスプロトコール及びイスラエルのイラン攻撃で示唆した。後章で再度検証する。

補足:ドイツの作家・ノーベル文学賞受賞の作家ギュンター・グラス氏はズゥート(南)・ドイツ新聞4月4日タブーであるイラン攻撃をするイスラエル批判を行なった。“核保有国のイスラエルは、イランに先制攻撃する権利があると主張することで、世界の平和を脅かしている。”と批判した。これはアメリカ合衆国及びイスラエルから批判を受けた。この批判に対して、ドイツ連邦政府は困惑している。(困惑した態度から真実の断片が読める。ドイツ連邦政府は事実に関する何らかの情報を把握していると見てよい。が、公表はしないのが賢明とした態度を取っている。)ユダヤ人に対するナチスの歴史問題があるドイツ連邦共和国のウィークポイントである。他方、同氏の主張を支持するドイツ市民の平和行進もある。4月19日同氏はイスラエル入国禁止となる。後日、同氏は散文詩で著したイスラエルをネタニヤフ首相に言い換えるべきだったとコメントする。

ギュンター・グラス氏は散文詩の中で“突きつけられる罰「反ユダヤ主義」との糾弾と同じだと著している。”欧米或は日本のメディアが意図的か認識不足なのか、イランの指導者及びパレスティナ指導部はシオニスト(重要事項:シオニスト≠ユダヤ あるいは反シオニスト≠反ユダヤ であり多く人々がこの認識の違いを理解していない。)を敵と公言しており、それを反ユダヤと翻訳するのは間違いである。イランの指導者、シリア政府及びパレスティナ指導部などの中東の政府は明確にこの両者の違いを明確に認識している。その証拠に正統ユダヤ人達は彼ら指導者とは友好的な会談を行なっている。後章イスラエル内部の問題で述べるがシオニズムとユダヤイズムは同じではない。この点の認識を間違えると、この地域の問題あるいは歴史的な問題の本質を見抜けなくなり、偽りの真実という迷宮を永遠に巡りまわることになる。そればかりか、この認識を間違えると一般のユダヤ人達が犠牲者となる危険性がある。

YUKI von MURATA

次回、4-4オリンピックという宴と裏の動き,4-5イスラエル内部の問題、4-5やはり開戦!開戦時期はいつかに続く。