◆ハワイ永住の同級生より拙著「どうする日本の女性政策」感想メール

◆ハワイ永住の同級生より拙著「どうする日本の女性政策」感想メール

おしらせ:6月10日に発売されました拙著
◆「どうする日本の女性政策」 クライン孝子著 海竜社 
http://www.kairyusha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-7593-1431-1.html
チャンネル桜では水島社長からさっそく以下のようにご紹介
いただきました。ありがとうございます。
◆【言いたい放談】クライン孝子の女性政策と安倍総理の存在感[桜H27/6/12]
https://www.youtube.com/watch?v=RjFm55eSzvY
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◆というわけで、懐かしい高校の同級生より拙著に対する感想メール
◆貴著は、紀伊国屋のウエブ ストアに注文して
◆早速、一気に読み通しましたが、
◆日曜日の日本vsアメリカの優勝決定戦と、素晴らしいプレーを!
◆貴著のテーマは、まさに時宜を得たもので
◆”女性の社会進出と活躍・重用”について、
◆日本初安倍・政府内閣トップ・ダウン女性重用政策に対する最高の援護射撃
◆家内は曽野綾子さんの大ファンです.
◆男性優越主義、男尊女卑のコンセプトは、
◆一方、これに対応して、女性意識も
◆事の成就は、男性、女性、それぞれの側よりの意識改革に掛かっています
◆ 余談になりますが
◆私も、骨はハワイに埋める決心です。 
◆合格した名大・法学部を振って、東外大・英米科を選んだのは、
◆ニチメン入社後は、終始、輸出・輸入に携わり、
◆又、サラリーマンとして定年まで働いて買える家が、
◆アメリカでは、同じ年数・労働で、 日本の3−4倍のものが買える、
◆1983年 ニューヨークに赴任するフライトの中で、
◆”故郷は遠きに居て、思うもの!” の心境です。
◆懐かしさに駆られ、一筆させて頂きました。アロハ、 盛 林
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◆というわけで、懐かしい高校の同級生より拙著に対する感想メールが
ハワイから届きましたので、ご紹介いたします。

<<アロハ クライン さん

◆貴著は、紀伊国屋のウエブ ストアに注文して一週間余の6月27日に
着荷しました。
いつもの事ながら、海外への発送料として 1,800円取られました。 
〈筆者註:えっ。送料1800円もしたのですって!申し訳なかったなあ。〉

◆早速、一気に読み通しましたが、
折からの、女子サッカーワールド・カップのテレビ観戦に家内ともども
熱中してしまい、メール書くのが遅れました。 
今週末は、土曜日のドイツvs英国の3位決定戦、そして
◆日曜日の日本vsアメリカの優勝決定戦と、素晴らしいプレーを
見るのを楽しみにしています。

◆貴著のテーマは、まさに時宜を得たもので、内容・構成ともに、
貴女フアンの読者に読みやすい、分かりやすい文章と相俟って、
◆”女性の社会進出と活躍・重用”について、
第二次大戦後以降の米国ーヨーロッパ(特にドイツを中心として)、
での急激・強烈な発展、そのモメンタムと流れが日本に伝来し、
推移してきたか、歴史的、地球的に俯瞰させてくれます。
そして、日本における、男性優位社会と女性側の辛く厳しい Struggleの
実例を挙げ、男性陣に対する批判と女性陣に対する、激励・応援の論旨を
展開される時、貴女の面目躍如たるものがあります。

◆日本で初めてといえる安倍首相・政府内閣による
トップ・ダウンの女性重用政策に対する最高の援護射撃であり、
敬愛される曽野綾子さんを嚆矢として、
全国の志ある女性の共感と喝采を呼ぶものと確信します。

◆と書いて見た所で、何と言う肩の張った、ものものしい言い方なんだろうと、
我ながら気恥しくなりました。
まさにこういう物の言い方は、男特有の、
女性から言えば ”偉そうな” パターンなのだな、と思います。 
◆家内は曽野綾子さんの大ファンですが、
日本男性の ”偉そうな”物の言い方に敏感に反応する感性があり、
私もしょっちゅう、たしなめられています。
と言って、自分自身としては、25年余のアメリカ在住経験の中で、 
日本的男性優越感は、そこそこ、払拭した積りでいますが、
DNAに染みついた日本男児の ”男尊女卑” の感覚が
無意識の深層意識に住み着いているのかな??
とも思う必要があると思わされます。 
◆男性優越主義、男尊女卑のコンセプトは、
数千年に亘る人類の歴史にスタンプされており、
つい最近に至るまで、ローマカトリック教会も旧約聖書に立脚する
男尊女卑コンセプトを修正するとの声明を出した?出す?と言われるまで、
続いていますし、イスラム教に至っては、依然として、強固に 男尊女卑
を掲げており、修正する意思も示してはいません。 
◆一方、これに対応して、女性意識も、男性側に都合の良い様に、
数千年に亘り、刷り込まれて来たという事になる訳ですねー!
男女の意識の違いは、 その性の違いと同様、理性だけでは
到底埋めつくせないものがあると言われますが、 
自然の摂理として当然と思っています。

識者であれば自明の理であり、
安部首相夫人も貴女も言及される通り、 
◆事の成就は、男性、女性、それぞれの側よりの意識改革に掛かっています。
特に、男性側の努力がより強力に求められる局面です。
安部首相によるトップダウンのモメンタムを持続継続する為に、
意識改革の為の継続的・持続的な工夫・努力が必要です。
貴女もご指摘・批判されている通り、この面における、 
ジャーナリズムとその他もろもろの メデイアの活動・貢献に
第一義的に期待したい所です。 
しかし、日本のレベル・状況は男性優位・偏見の最中、
いささか心もとない次第です。

◆ 余談になりますが、貴著を読み、初めて、貴女の生い立ちと
日本にたいする感慨の一旦を、意識的に知る事になりました。
これまで、殆ど、何も知らなかったに等しい次第で、 申し訳ない気持ちです。 
ただ、独逸に骨を埋める決心されたと了解しますが、
◆私も、骨はハワイに埋める決心です。 
理由は、部分的には、貴女の日本に対する感懐に似ていると思いますが、
日本人の、又特に地方に未だに色濃く残る封建的なる物の考え方と生き方が
私の肌に合わないという事です。
0高校を卒業時、
◆合格した名大・法学部を振って、東外大・英米科を選んだのは、
小学校の頃より夢想していた外国へ行く事が年頭にあったからです。
大学卒後、商社を選んだのも、外国行きの切符を買った積りでした。
◆ニチメン入社後は、終始、輸出・輸入に携わり、
1983年にニューヨーク駐在として家族連れで赴任するまでに、
アジア、中近東、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、メキシコ、豪州
ニュージーランドに業務出張し、
足を踏み入れなかったのは、 南米だけでした。 
旅をすればする程、日本人として生まれて良かったという感懐と同時に、
儒教を基にした封建主義の色濃い日本人の物の考え方、生き方が
肌に合わない、
◆又、サラリーマンとして定年まで働いて買える家が、
せいぜい敷地50−60 坪、建坪 115−120 平米であるに対し、
◆アメリカでは、同じ年数・労働で、 日本の3−4倍のものが買える、
しかも、庭も広く、周囲は自然環境が豊かであるという違いに
大きなショックを感じ、 ならば、外国・アメリカに住もうと思ったことを
鮮明に覚えています。
◆1983年 ニューヨークに赴任するフライトの中で、
ドボルザークの「新世界」にスイッチをいれ、一人密かに、これで、
日本には帰らないぞと思いを込めていたものでした。 
1983年から2008年 帰国するまで25年 在米、
2008年5月帰国し、2012年9月 ハワイへ移住するまでの
約4年間、犬山市郊外 (尾張富士、入鹿池、明治村に接する町)に在住。 
◆この間、中学校、高校の同窓会、小学校6年の同窓会に出席しましたが、
卒業以来初めて会う同窓生が殆どで、共通の話題も少なく、老けた顔つきを見て、
浦島太郎の心境とはこういう事かと、思ったものです。 
岸君という、我等高校の同窓生にとっては稗田阿礼か、太安万侶の如き、
有り難い語り部がいてくれるだけで、ふるさとへの思いは十分。 
◆後は、”故郷は遠きに居て、思うもの!” の心境です。

余計なおしゃべりが長くなりましたが、 
◆懐かしさに駆られ、一筆させて頂きました。

貴女のご健勝と、更なるご活躍を祈ります。

アロハ、 盛 林

P.S. 米国では、公私ともにMike-マイク と呼ばれていましたので、
今後、マイクと呼んで下さい。その方が、気が楽です。>>

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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
40余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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