■フランクフルトにて日独交流150周年記念行事開始

◆Japan Week フランクフルトでどっぷり1週間!
◆市の中心地ハウプトバッフエにて火蓋が切られました。
◆この盆踊りには重枝総領事ご夫妻も浴衣姿で登場、
◆偶然、昨日湘南日独協会の三谷喜朗氏より
◆実は私は原発賛成論者です。ドイツの友人もそう
◆独原発見学で目撃したこととは何か
◆「もったいないなあ」というこの一言
◆そういう意味ではドイツの宿命でもある
◆今回のドイツ脱原発もそのようなドイツ外交の一つで
◆ドイツより本当に送られて来た ”菩提樹” の植樹
■さても、わが新著ですが
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html

◆Japan Week フランクフルトでどっぷり1週間!
http://www.newsdigest.de/newsde/features/3706-japan-week-in-frankfurt.html
(5日、フェスティバルの開幕を飾るのは、ハウプトヴァッヘの野外ステージで繰り広げられ
る数々のパフォーマンス。静岡県の浜松を拠点に活動するチンドン屋「浜松花蝶ちん」
が派手な芸で周囲を沸かせ、「TOKARA」や「KOTTSU」などの著名和太鼓アンサンブルが
熱い鼓動を響かせる。また、ここでは期間中毎日13時〜15時の間)

11月5日から始まったフランクフルト日独交流150周年記念行事はまず
◆市の中心地ハウプトバッフエにて火蓋が切られました。
上記の和太鼓によるイベントに続いて午後2時半からは盆踊り
登場です。
◆この盆踊りには重枝総領事ご夫妻も浴衣姿で登場、
総勢約70人が参加する中、普段着の日独の老若男女や、幼児を抱いた若いカップル
飛び入りし、その周りを大勢の見物客がとり巻く、実に和やかな盆踊り風景が展開されました。
出し物は
1)フランクフルト音頭
2)福島の相馬音頭(この盆踊りが始まると、被災された福島の皆さんへの思いで、
目頭が熱くなりました)
3)東京音頭。
ラッキーなことにこの日は珍しく雲一つない秋晴れだったことで、人出も多く、
まさに日独交流150周年にふさわしい行事とな利増した。早々大阪のたこ焼きが
好評でした。
というわけで
◆偶然、昨日湘南日独協会の三谷喜朗氏より、以下のような。メールを頂戴いたしました。。
<<いつも 軽快に 論議提供下さる クラインさんの日記を 失礼ながら
ボケ防止に読ませて頂いて居りますが
今回の ユーロ/EUのどたばた劇を 
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20111103/1320298579
お聞きすると そろそろ日本も眠ってばかりでなく 目を覚まさねばと思う
気持ちになりました。
有難う御座いました。
又 クラインさんの新著; 
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
で勉強せて頂きました。
◆(実は私は 原発賛成論者です。私の友人 バイエルンンのDK氏もそうなんですが。
==筆者注;三谷さんのご指摘にもありますように、拙著にも記述しました通り、
こと私に関してはドイツの原発の歴史に首を突っ込たんだせいもあり、以前から原発推進とは
一歩距離をおいていることは事実であります。
けれどもつい最近、主人の知人で、物理分野の専門家であり、原発物理の技師として
その道一筋に歩くてきた人物の案内で、ドイツの原発を見学する機会を得て、
そのドイツ流完璧『安全』対策をこの目で確認することが出来ました。
◆そこで目撃したこととは何か
1)ドイツの原発技術の高さ、
2)安全管理の完璧さ、
3)それに掛った莫大なるコストでした。
その事実を知ることになった私の感想は、今回の福島第一原発事故をきっかけに、
ドイツが思い切って[脱原発]に踏み切ったことに対して
◆「もったいないなあ」というこの一言でした。そこでこのことについて知人に
率直に指摘し質問したところ、
彼から次のような答えが返ってきました。
「私だけではなく、ドイツの原発に少しでもかかわった者は、技師はもちろん経営に
携わる者をもその思いに変わりありません。けれどもドイツにはそうさせない国外事情が
あるのです。つまりホンネは、ドイツ原発推進でも、
◆ドイツの周辺国からどのような反応があるか。おそらく黙っていない。
その仕返しとして必ず、ドイツは何らかの形で足を引っ張られるに違いありません。
そうならないようにするには、そして欧州とのいざこさを避け、協調していくためには、
ドイツはどうすべきか。自ら一歩後退し、犠牲になること百も百の承知で、
欧州の平和のためにバランスを取る必要があります。我々関係者にとっては実に
残念なことですが、欧州事情、ましてやEUのリーダーたる国ドイツはその責務を担って
いかなければならないのです。 
◆そういう意味ではドイツの宿命でもあるのです。これは第一次二次世界大戦の苦い敗戦国
としての教訓としてドイツ人の頭の中にたたきこんでいます。
最近話題になっているギリシアで発生したユーロ危機問題においても同様のことが言えます。
つまりユーロ危機だからといって、ドイツは簡単にユーロから抜け出すことが
出来ない事情があるのです。

そうならないようにするには、ギリシャのような不良っこを(見捨てたくとも見捨てないで、)
懸命に手を差し伸べること。そうすれば周辺諸国や無論世界各国までもがそのドイツ
、ドイツのプラス評価として帰ってくる。いいかえれば、これがある意味でドイツの
点稼ぎになるというわけです。ドイツもその辺各国のそうした微妙な反応を見極めながら、
ドイツ流外交手腕を発揮してみせるわけです。要するに[石橋をたたいて渡る]外交です。
◆今回のドイツ脱原発もそのようなドイツ外交の一つで、政治サイドによる決断なのです。
われわれとしては、この国の決定には従わなければならないわけでして、抵抗しつつ
一方で涙を呑んで、この政治判断に従った、そのように解釈していただけるとうれしいです」と・・・、
この複雑なドイツ事情、三谷さんを含め日本の皆さん、
ご理解いただければうれしいです==)

さて 私どもでは 今 各地で 修好150周年記念の 
◆ドイツより本当に送られて来た ”菩提樹” の植樹を行って
居ります。
又 菩提樹の意味を 改めて噛みしめて居ります。
今年は色々有りましたが 来年もご家族様の ご安寧と ご健康を お祈り致します。
三谷喜朗/藤沢市>>
■さても、わが新著ですが
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
http://takaogross.blogspot.com/

MARUZEN=丸善 ・ JUNKUDO=ジュンク堂
ジャンル : 日本論・日本人論 の検索結果上位
http://www.junkudo.co.jp/search.html#q=/ss=3/opt_genre_3=5511_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AB%96%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E8%AB%96
◆拙著のポイント
「次々に明らかになる真実・・・・
1」日本の経済復興を後押ししたのは原子力エネルギーだった!?
2)エネルギー争奪戦が戦争につながった!?
3)ドイツの脱原発路線は大震災前から決まっていた!?」と・・・
目次
<<図解による知っておきたい原発と放射能の基礎知識

(プロローグ)
福島原発が過去最悪の状態にあることを3.11に世界は知っていた。
 
第1章 3.11以降明らかになった”世界から取り残される”日本
第2章 誰も止められなかった唯一の被爆国日本の原発事故
第3章 福島原発事故を起こした悪しき日本の構造
第4章 世界を揺るがすドイツの「脱原発政策」事情
第5章 福島の”後”も世界での原発推進の空気は衰えない
第6章 エネルギー獲得競争に翻弄された世界史
第7章 ご先祖様の遺言がドイツを「脱原発」に踏み切らせた
第8章 日本は原発とどう向き合うべきか
(エピローグ)
日本よ、なでしこJAPANに続け!

アマゾンの拙著紹介ですと
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今年のわが4大キャンペーン
『大計なき国家・日本の末路 
日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの』クライン孝子著
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そして新著紹介 曽野 綾子著
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴40余
年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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