■本の紹介専門新聞 [週刊読書人}に拙著書評掲載

◆週刊読書人書評に感謝!
◆本書は今年3月11日に起こった原発事故の世界から取り残された実態を告発、
◆取材に基くデータが豊富に紹介され、緻密な考察が行われている。
◆原発利権と原発推進派による隠ぺい工作や補助金へのたかり体質
◆そこで、ドイツは今年6月6日、2022年までに、
◆ドイツの科学者の「遺言」などが「脱原発」につながった
◆しかし、一方でアメリカの原発政策に変化はなく、
◆原発の即時停止は性急過ぎるので、今ある原発を稼働しつつ・・・
◆巻頭に図表で原発と放射線の基礎知識を示し判りやすい、
◆さてもTPP問題ですが、現在、日本は米中の挟み撃ちに
◆今回のTPPもアメリカに見事「してやられました」ね。
◆着々進む日本の植民地化
◆生きるも死ぬも外資保険次第という時代が来る。
◆TPP参加は、第三の開国どころか無条件降伏と同じ
◆・欺瞞渦巻く国際外交を駅前説法で学べるはずがない!
◆開戦に踏み切った以上は、日本全体で知恵を絞らねば!
◆◆ところで、わが新著
アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html

◆好意的な週刊読書人書評に感謝しています。
ありがとうございます
http://www.dokushojin.co.jp/
({読書人は定評ある本のスペシャリストが創る専門誌。
取り上げるジャンルは文学・思想・学術・芸術からサブカル、
コミックまで。著者インタビューや書評、記事で「時代のいま」
を切り取ります。
『週刊読書人Online』では、毎週金曜日に発行する『週刊読書人』
のweb版としてその内容の一部と、onlineだけで読める記事を
配信しています。)

クライン孝子著
『なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の謎』
http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0112946802
が海竜社から刊行された。
四六判221項・1375円。
著者はドイツ滞在40年余に及ぶ国際ジャーナリストで、
独自の取材原をもとに海外からの視点で日本を見つめる鋭い提言を
行ってきた。

◆本書は今年3月11日に起こった東日本大震災による原発事故への
日本政府の対処の仕方がまずく、世界から取り残された実態の
告発から始まり、
唯一の被爆国日本の原発事故を誰も止められなかった事情や
福島原発事故を引き起こした悪しき日本の構造を明かしている。
そして、
ドイツの「原発政策」事情や世界での原発推進の空気、
ドイツの「脱原発」を踏み切らせたものが何であり、
日本は原発とどう向き合うべきか
を論じているが、
◆取材に基くデータが豊富に紹介され、緻密な考察が行われている。

著者によると、
日本の原発は、徹底的に日本の軟弱化を進めたアメリカの原発ビジネス
の延長線上にあり、日本の経済発展と共に原発への依存度が高まり、
◆原発利権と原発推進派による隠ぺい工作や補助金へのたかり体質
などが原発事故の責任追及をうやむやにしていったという。
そのため、著者は原発推進に関わった地方出身の議員や補助金を
当てにした原発周辺住民の責任も問い、
官と東電が「原子力政策優先」の法の作成や通達を出す体制
を築いた日本的構造が福島原発事故を引き起こした
と指摘している。

◆そして、今年6月6日、2022年までに、
「全ての原子力発電所を廃止する」
一連の法案をドイツ政府が閣議で了承し、風力発電などの大幅拡充を
目指すことになった背景も明かす。
それは自分の背丈にあった暮らしをしつつ、
自らの信念にそった道をコツコツと地道に歩き続けるという哲学を
ドイツ人が持っているためで、
核分裂を発見し核の安易な使用に反対してきたオットー・ハーン、
彼の主張に共鳴した
ヴェルナー・ハイゼンベルクや
カール・F・フォン・ヴァイツゼッカーなど
◆ドイツの科学者の「遺言」などが「脱原発」につながった
論じている。

こうした事情を伝えられるのは、
著者が長い間、ドイツに暮らしているからだ。

◆しかし、一方でアメリカの原発政策に変化はなく、
中国や産油国が原発と共存することを決めた事実や
産業革命以来続くエネルギー獲得競争の実態なども紹介している。

そして、最終章では、
原子力エネルギーこそが唯一、どこの国からも干渉されることなく
手にすることができたエネルギーだった日本は、
◆原発の即時停止は性急過ぎるので、
今ある原発を稼働しつつ古くなった原発は廃炉にして
新規に原発を建設することをやめ、重点的に再生エネルギーなど
のクリーンなエネルギーへと舵を取り、移行していくことを
提唱している。

◆巻頭に図表で原発と放射線の基礎知識を示し、
多くの事実を伝えている本書は、
原発をめぐる知識をわかりやすく教え、
日本のすすむべき道を説得力のある筆致で示唆している>>

◆さてもTPP問題ですが、
先日土曜日、フランクフルトにおける『オキュパイ・デモ』(5回目)
に参加していて、あるパキスタンのジャーナリストと話していたら、
TPP問題について、彼、こう語っていました。
「ここ数年のうちに始まる水獲得戦争に備えて、日本は今や中国に
狙われ、コメをはじめとした食料部門ではアメリカに狙われ、
挟み撃ちになっているね。パキスタンもいろいろ問題を抱えているけど、
日本したたかな政治が出来ないから、気の毒だよね」って。

◆今回のTPPもアメリカに見事「してやられました」ね。
下記のニュースがそうです
こうなると情報合戦のベテラン、アメリカには日本など歯が
立ちません。
TPP:米声明は「正しい」 発言内容で大統領副報道官
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111115k0000e030014000c.html

そこで素朴人氏より<<クライン孝子様 お疲れ様です。
素朴人といいます。
日々のご活躍、有り難うございます。

◆着々進む日本の植民地化
1.TPPについて
 主権委譲::民主党の党是
 ISD条項:
 日本に乗り込んだアメリか企業は、彼らに不都合な国内法について
 ISD条項をタテに日本政府を訴え、損害賠償を請求できる。
 その判定は世界銀行傘下の仲裁期間(実質アメリカ)が行う。
 審議は一回限りで非公開、上訴も出来ない。
 既にカナダやメキシコは1000万ドル以上むしり取られた。
 つまり、日本の国内法が無視されるわけだ。
 関税だけ、農業だけなどと考えているお馬鹿さんは洗脳されている。
 (尚、野田総理はISD条項については何も知らない。要するに傀儡だ。)

2.外資による医療支配:小泉が進めた。
 AIU保険が香川大学を提訴
 これは、医療の外資保険による支配の始まりである。
 ◆生きるも死ぬも外資保険次第という時代が来る。
 アメリカの医療における保険会社の支配については多くの書籍、
 レポートがある。

 この件はもっと多くの人間が注意する必要があるが、マスコミは
 脳天気だ。馬鹿なのか?

 現在進行中の恐るべき事態、またその布石について対策し実行する
必要がある。>>

今ひとつ、一読者氏より
◆<>
◆◇◆さても、わが新著
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
MARUZEN=丸善 ・ JUNKUDO=ジュンク堂
ジャンル : 日本論・日本人論 の検索結果上位
http://www.junkudo.co.jp/search.html#q=/ss=3/opt_genre_3=5511_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AB%96%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E8%AB%96
◆拙著のポイント
「次々に明らかになる真実・・・・
1」日本の経済復興を後押ししたのは原子力エネルギーだった!?
2)エネルギー争奪戦が戦争につながった!?
3)ドイツの脱原発路線は大震災前から決まっていた!?」と・・・
目次
<<図解による知っておきたい原発と放射能の基礎知識

(プロローグ)
福島原発が過去最悪の状態にあることを3.11に世界は知っていた。
 
第1章 3.11以降明らかになった”世界から取り残される”日本
第2章 誰も止められなかった唯一の被爆国日本の原発事故
第3章 福島原発事故を起こした悪しき日本の構造
第4章 世界を揺るがすドイツの「脱原発政策」事情
第5章 福島の”後”も世界での原発推進の空気は衰えない
第6章 エネルギー獲得競争に翻弄された世界史
第7章 ご先祖様の遺言がドイツを「脱原発」に踏み切らせた
第8章 日本は原発とどう向き合うべきか
(エピローグ)
日本よ、なでしこJAPANに続け!

アマゾンの拙著紹介ですと
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AF%E8%84%B1%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E5%A2%97%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%80%82%E8%BF%B7%E8%B5%B0%E3%81%99%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3-%E5%AD%9D%E5%AD%90/dp/475931203X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1315450626&sr=8-1 >>

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今年のわが4大キャンペーン
『大計なき国家・日本の末路 
日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの』クライン孝子著
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チャンネル桜二千人委員会入会のお薦め
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他紙より面白い産経紙購読のお薦め
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そして新著紹介 曽野 綾子著
揺れる大地に立って 東日本大震災の個人的記録
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴40余
年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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・ 上記につきクライン孝子名抜きのメルマガの転載・発言は固く
 お断りいたします。
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と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)
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