■言いたい放談】ユーロ共通債=ドイツ虐め、TPP=日本潰し

■言いたい放談】ユーロ共通債=ドイツ虐め、TPP=日本潰し
http://www.youtube.com/watch?v=qIKdbqA3KmU&feature=youtube_gdata

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【水島総】心温まる支援者からのお便り
http://www.youtube.com/watch?v=1fUeZDU79j0&feature=relmfu

◆今やEUはてんやわんや以下のニュースがそれを物語っています。
◆そこで10年後のEUを英国人が占なっていることです。
◆ゆーろ通貨は紆余曲折があるものの、10年後も健在
◆さても米国在住グロース孝夫氏より同感メール
◆ドイツ人にとって「あんただけには言われたくない」英国の論調
◆そもそもドイツは落日の英国と違って、
◆そのドイツの圧倒的な国力をもたらす源泉は日本と共通
◆日独は決して「カジノ資本主義」には走らないという点でも共通
◆英国は自国では全く作れない技術力なき後進国
◆先日、米国の大手銀行のセミナーでエコノミストの人が
◆敗戦国ドイツや日本などは領土の一部を奪い取られた
◆さてもわが新著
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
本の紹介専門新聞「週刊読書人」書評
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20111121/1321935624
◆今やEUはてんやわんや
以下のニュースがそれを物語っています。
1)怒るドイツ=メルケルに
http://www.spiegel.de/politik/deutschland/0,1518,799925,00.html
2)ほくそ笑むイギリス
ユーロ圏財政統合、ECB国債買い入れ拡大に道開く可能性=当局者
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-24357320111125
3)けれども味方がドイツにはいます。
期待をかけるフインランド
http://www.handelsblatt.com/politik/international/euro-bonds-sind-ausgeschlossen/5888286.html
4)イタリアは市場の信頼回復が可能、ユーロ圏解体は問題外=仏中銀総裁
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-24373420111128
◆そこでおもしろいのが10年後のEUを英国人が占なっていることです。
そのころのユーロ圏ですが、
ギリシア、イタリア、スペイン、ポルトガル、イギリスや
アイルランド、フインランドがEUから脱退し、
その代わりに、バルト3国やポーランド、デンマークが
新たにEUに加わり、
そのEUの首都派ベルギーのブラッセルから、オーストリアのウイーン
に移っている。
でユーロですが
◆この通貨は紆余曲折があるものの、健在であるという
シナリオです。
私もこのシナリオ、案外当たるのではないかと思っています
http://www.spiegel.de/politik/ausland/0,1518,799593,00.html

◆さても早速米国在住グロース孝夫氏より

<<孝子様、「言いたい放談」拝見しました。
全く同感です。
http://takaogross.blogspot.com/
◆ドイツ人にとって「あんただけには言われたくない」
と言いたくなるのが英国の論調です。
英誌、エコノミストあたりでもECBによるユーロ共同債に
ドイツが反対姿勢を示している事に対して、
「ドイツ厳格主義が欧州統合を潰してしまう」と批判しています。

一体自国の都合でユーロに参加さえしていない英国に
欧州統合に向けあらゆる努力をしてきているドイツを批判する資格が
あるのかと。
ここで ECBが安易に財務問題を抱える国に共通の資金を大量に
つぎ込む事になれば、そういった国は本来財政規律を厳格化して、
自らが「自律と自立」に向かう様な努力をすべきであるところ、
これを怠ってますます事態を悪化させるのは眼に見えています。

◆そもそもドイツは落日の英国と違って、
経済力と技術力、市場の大きさと成熟度では
欧州域内では圧倒的です。
これが現在のギリシャ、スペイン、イタリア問題で象徴される
財政危機にあたってのドイツの存在感に出ています。
◆そのドイツの圧倒的な国力をもたらす源泉には
日本と共通するものがあります。
「勤勉、努力、向上心」というものを基礎に、
「誠実、正直、几帳面」という国民性、
何よりも「自然に親しみ、身の丈にあった暮らし」というものが
あります。

もうひとつは先日のブータン国王の国会での演説の中にもあった「規律」、
これこそが両国に共通するものでもあります。
ドイツもこの規律を重視するからこそ、それに対して厳格な姿勢でのぞむのです。

また、日独両国は英米のいわゆるアングロサクソン系と違い、
◆決して「カジノ資本主義」には走らないという点でも共通です。
英国はご存知の通り、
今や自動車も家電製品もIT機器も外資は別として
◆自国では全く作れない技術力なき後進国です。
国民が勤勉ではなくなると経済が低迷し、財政悪化につながっている
という基本構造ではイギリスもギリシャと何ら変わりません。
財政悪化の結果、過度の民営化によってロンドンは観光客にとっても
一目で判る様な情けない姿となっているのです。

例えば、旧ロンドン市庁舎を日本の不動産業者に売却した為に
議事堂対岸には景観を損なう醜く巨大な観覧車の塔が
設置されて遊園地化し、
バッキンガム宮殿が今やロイヤルグッズを販売する土産物屋化し、
ロンドン市内西部にできた欧州最大のショッピングモールの客の
大半は中東系で埋め尽くされているという状態です。

◆先日、米国の大手銀行のセミナーでエコノミストの人が
「ギリシャでは 58歳で年金がもらえ(55歳とも言われている)、
富裕層は脱税に走り、政府は財政数字をごまかす」
「そこまでいい加減であればギリシャは自業自得、救済してもらう
ならばその見返りに独仏には彼らの休暇先として人気のクレタ島
あたりを差し出せ」
などとの金融界での冗談話を紹介していましたが、
笑い話ながらもついつい頷いてしまいました。

これが企業であれば倒産と言う事ですから、どこかの企業に
合併されるか吸収されてしまうという事につながります。
何故、国家であれば生き残る事が出来るのであろうかと。

◆実際に敗戦国であるドイツや日本などは領土の一部を
奪い取られているではないですか。
まずは独立主権国家であれば、国民に負担を強いて財政規律を
立て直す事が先決であり、そういう努力を政府がリーダーシップで
示していくのがごく当たり前の話です。
あの金融危機の際の韓国で国民が自主的に金の製品を拠出したなどと
いう精神は全くないのです。

孝夫>>

◆◇◆さてもわが新著ですが
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]

◆拙著のポイント
「次々に明らかになる真実・・・・
1」日本の経済復興を後押ししたのは原子力エネルギーだった!?
2)エネルギー争奪戦が戦争につながった!?
3)ドイツの脱原発路線は大震災前から決まっていた!?」と・・・
目次
<<図解による知っておきたい原発と放射能の基礎知識

(プロローグ)
福島原発が過去最悪の状態にあることを3.11に世界は知っていた。
 
第1章 3.11以降明らかになった”世界から取り残される”日本
第2章 誰も止められなかった唯一の被爆国日本の原発事故
第3章 福島原発事故を起こした悪しき日本の構造
第4章 世界を揺るがすドイツの「脱原発政策」事情
第5章 福島の”後”も世界での原発推進の空気は衰えない
第6章 エネルギー獲得競争に翻弄された世界史
第7章 ご先祖様の遺言がドイツを「脱原発」に踏み切らせた
第8章 日本は原発とどう向き合うべきか
(エピローグ)
日本よ、なでしこJAPANに続け!

アマゾンの拙著紹介ですと
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴40余
年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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