■実は私も、このライン川渇水を見に行って参りました!

■実は私も、このライン川渇水を見に行って参りました!
2011・11・30(水)
◆ドイツ:ライン川渇水で川底の不発弾露出
◆ビンゲンのねずみ塔
◆それはさておき、河原を歩いていたら、偶然、知人夫妻とばったり
◆日本ではあの福島第一事故で、まだその傷跡が消えない中、
◆ドイツ人というか、この辺は欧米人特有の感覚というか嗅覚
◆私など、これはあくまでも私の推測であることを断ったうえで
◆その第一ステップですが、決して偶然ではない。
◆すでにこの件では日米間による暗黙のうちのデイールがあった?
◆案の定、子飼いの親米マスコミや学者やジャーナリストが競って、
◆◇◆さてもわが新著ですが
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
本の紹介専門新聞「週刊読書人」書評
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20111121/1321935624

◆ドイツ:ライン川渇水で川底の不発弾露出
http://mainichi.jp/select/world/news/20111129k0000m030075000c.html
上記の毎日新聞ネットにもあるように
<<ドイツではここ数週間、雨がほとんど降らず、
ドイツ気象庁によると国内の11月の降水量は1881年の観測開始以来、
最少となる見通し。
ライン川は最も低い場所で水位が56センチまで低下し、
貨物船が積み荷を減らして運航するなど水運に影響が出ている>>
という中、先日27日(日)。
いつもは、船中からしか周辺の景色が見えないのに、渇水で川底がオモテに
剝むき出していて、河原が散歩できるというので
主人と二人でフランクフルトからライン川に沿う街マインツを経由して
例の名高いローレライの近くにある
◆ビンゲンのねずみ塔
http://kiyohiko.gooside.com/GER-2-1.html
へいってきました。
ここには上記のニュースにある不発爆弾はありませんでしたが、
車のタイヤが見つかり、
そのタイヤが1962年物だったことがわかり、散歩に来た人たちが
そこで写真を取り合っていました。
で、問題の貨物船ですがこの辺では向かって下流のコブレンツ側、つまり左岸を通過していました。
不思議に思って聞いてみると、どうやら、貨物船の通過に支障がないよう
川掘り屋さんの手を借りて左岸側の川底を掘って、小石を取り出し、大きな船も通過できるよう、作業にあたったということでした。

◆それはさておき、河原を歩いていたら、偶然、知人夫妻とばったり会い、
『やあやあ』と挨拶を交わし、その足で、近くのカフエで軽食を取りながら、
談笑することになりました。
夫妻ともに海外ビジネスに携わっている切れ者で、つい最近
ロシアと中国、そして韓国、ついでに日本まで足を伸ばして、
いろいろと情報収集をしてきたということでした。
詳しい話はしませんでしたが、
◆日本ではあの福島第一事故で、まだその傷跡が消えない中、
再び、原発稼動の動きが、一部推進派の間で活発化していること、
その証拠に、あの読売新聞などで大々的な意見広告
『選ぶべきは脱原発ではありません』が出ていることを日本に住む仲間が
指摘し、知らせてくれたことで、このことについて
日本滞在中、彼らの仲間のに愛でで間で話題になっていたとも
話してくれました。
とりわけ女性がその音頭をとっているらしく、その顔写真が
日本の新聞にでていてびっくりしたとも。
◆ドイツ人というか、この辺は欧米人特有の感覚というか嗅覚と
いっていいのですが、
その理由を、奥さん(つまり妻)がこう解説してくれました。
「この女性について、このバックに何かがあって弱みを握られている
のではないか。
たとえ何かがなくても、
女性を看板にオモテに出してくるところが、知能犯的で実に手が
込んでいる。
一方こんな企画にやすやすと乗ってしまう女性も軽率すぎる」と。
◆私など、これはあくまでも私の推測であることを断ったうえでの
コメントですが、
野田首相が日本時間の9月22日夜、ニューヨークの国連本部で
開かれた原子力安全に関する首脳級会合で原発推進ともいうべき
演説を行ったころから、というよりもすでに野田首相指名医の段階で
日本では原発推進派による水面下での動きは決まっていて、
要するに巻き返しの時期を狙っていた。
そこで民間シンクタンクなる『日本国家基本問題研究所』
が一枚絡むことになって、原発カムバックシナリへの道へと
まい進しようとした。
◆その第一ステップですが、決して偶然ではない。
緻密なプランもとによるもので。その何よりもの証拠に
あの『意見広告』を野田演説のちょうど
1ヶ月後の10月21、2日ごろにだしていることです。
同時にこれはAPECをもくぜんにしたTPP問題ともリン
していることです。
このTPP問題については、ろくに日本の国会で討議をせず、
あれこれ姑息な手段を使ってのらりくらりと身をかわし、
逃げ回ったあげく、APECで一挙にゴーサインをだして
みせました。
これ一つをとってみても、
◆すでにこの件では日米間による暗黙のうちのデイールがあった
ように思われてならない。
要するにアメリカ側としては、日本に原発推進を許す代わりに
TPPを呑めという条件闘争をやって見せだけなのです。
おそらくアメリカ側はものほしそうに原発続行=推進を
チラチラちらつかせる野田首相とその仲間たちの足元を見透かして
いたのでしょう。
(こうした外交術に慣れきっている欧米側からみれば)
こうしたアメリカ流の外交術ですが、いまさら驚く必要などない
当たり前外交であり、これにアメリカは米海兵隊2500名
のオーストラリア常駐策を加えてみせたのです。
これで日本を「黙らせる」には充分だと判断した?
アメリカにとって対日本外交はまさに、赤子の手を捻るようなもので。
◆案の定、子飼いの親米マスコミや学者やジャーナリストが競って、
そのアメリカ擁護=後押しに手を貸してくれることになったのですから。。
笑いが止まらなかったかも知れませんね。
何しろこうしておけば、日本ときたら、
やれTPP日本参加の本質は「日米同盟強化」にあるだの
やれこの意図は「中国封じ込め」にあるなととアメリカに加担してくれる太鼓もちには
事欠かないからです。
片や、中国もそうですが・・・・
(参照‘
TPP、感情論を超えて討議せよ 櫻井よしこ
http://jinf.jp/articles/archives/6597
米、34年ぶり原発着工へ…年内にも東芝系新型
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111126-OYT1T00421.htm?from=top
オリンパス株乱高下 買収観測・マネーゲームで翻弄
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111126/biz11112618000012-n1.htm )
◆◇◆さてもわが新著ですが
◆アメリカ在住わが悪友グロース孝夫氏より
=「脱原発」に関するクライン孝子さんの新著
http://takaogross.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の 謎]
本の紹介専門新聞「週刊読書人」書評
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20111121/1321935624
◆拙著のポイント
「次々に明らかになる真実・・・・
1」日本の経済復興を後押ししたのは原子力エネルギーだった!?
2)エネルギー争奪戦が戦争につながった!?
3)ドイツの脱原発路線は大震災前から決まっていた!?」と・・・
目次
<<図解による知っておきたい原発と放射能の基礎知識

(プロローグ)
福島原発が過去最悪の状態にあることを3.11に世界は知っていた。
 
第1章 3.11以降明らかになった”世界から取り残される”日本
第2章 誰も止められなかった唯一の被爆国日本の原発事故
第3章 福島原発事故を起こした悪しき日本の構造
第4章 世界を揺るがすドイツの「脱原発政策」事情
第5章 福島の”後”も世界での原発推進の空気は衰えない
第6章 エネルギー獲得競争に翻弄された世界史
第7章 ご先祖様の遺言がドイツを「脱原発」に踏み切らせた
第8章 日本は原発とどう向き合うべきか
(エピローグ)
日本よ、なでしこJAPANに続け!

アマゾンの拙著紹介ですと
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴40余
年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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