■言いたい放談】もう止めよう、保身と馴れ合いの戦後日本

◆言いたい放談】もう止めよう、保身と馴れ合いの戦後日本[桜H24/7/13]
http://www.youtube.com/watch?v=UXwwsdYmfYY&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg&index=7&feature=plcp
◆日本には『和を以って貴しとする』ということわざがありますが・・・。
◆どんな小国でも必ず備えている『諜報機関』が日本にないのもそう。
◆そうなのです、ドイツの諜報機関は優秀で、実はCIAを作ったのは
◆この件に関しては拙著
「大計なき国家・日本の末路
日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396613423/blognitki-22/
5章 情報戦略と諜報機関(その1)
――生き馬の目を抜く情報戦の実態と「ゲーレン機関」
◆1/3【討論!】謀略天国日本−日本は情報戦をどう戦うか?
◆なお以下は今から約7年前に産経新聞にて掲載された拙稿にて
◆<<出入り自由の国交なき国>>
◆その彼の話がまた衝撃的だった。
◆入手先を明らかにできないはずの白表紙本、いとも簡単に海外に流出
◆欧米諸国ではケースによって反国家的破壊活動、スパイ活動と認識
◆<日本に住む北の国会議員>
◆「スパイ防止法」については、自民党が一九八六年六月に法案を作成
◆◇◆
曽野綾子+クライン孝子共著「いまを生きる覚悟」
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◆言いたい放談】もう止めよう、保身と馴れ合いの戦後日本[桜H24/7/13]
http://www.youtube.com/watch?v=UXwwsdYmfYY&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg&index=7&feature=plcp
<<戦後教育の荒廃を見せつけることになった大津市のいじめ自殺事件
教師の質の低下と、教育委員会やPTAの抱える組織的欠陥は、
まさに戦後日本の縮図である。その保身と馴¬れ合いの構図は、
そのまま国家機関にまで援用でき、李春光スパイ事件では、
閣僚や中央官庁の幹部までがスパイの協力者に仕立てられていたの
だから呆れるほかない。
これで目¬を醒ますかと思えば、それでもアメリカの利益を代弁するか
のようなTPP参加論者が幅を利かす有様なのだから救いがない。
いよいよ正念場を迎えた「戦後日本」との対決につ¬いて話し合って
いきます。>>

◆日本には『和を以って貴しとする』ということわざがあります。
これがマイナスになると、どうなるか、お互いに保身と馴れ合って、
組織てき隠蔽体質を生むことになります。
大津市の痛ましい中2男児の自殺事件は典型的な事件です。
その延長線上にあるのが福島の原発事件です。
李春光スパイ事件でも、そのマイナス面がもろにオモテに出て
きてしまいました。
そろそろ、こうした日本の負の体質に目覚めないと、日本はますます世界から
孤立してしまう。
◆どんな小国でも必ず備えている『諜報機関』が日本にないのもそう。
李春光事件は、そういう点でも、日本のスパイオンチを覚醒するチャンス
なのですが・・・・
というわけで、今回チャンネル桜で放映された以下の3時間討論は
日本の『スパイ天国』の覚醒を促すものになるのではないか。
とりわけ、ようやく識者の間でドイツの諜報機関についても語られるように
なってきたことに、驚いています。
◆そうなのです、ドイツの諜報機関は優秀で、実はCIAを作ったのは
ドイツ将校ラインハルト・ゲーレンだったのです。
◆この件に関しては拙著
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日本とドイツ、それぞれの戦後を分けたもの」
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5章 情報戦略と諜報機関(その1)
――生き馬の目を抜く情報戦の実態と「ゲーレン機関」
6章 情報戦略と諜報機関(その2)
――世界の中の「情報欠乏国家」日本の惨憺 )
を読んでいただければ、参考になると思います。
というわけで以下の討論、お奨めいたします。
◆1/3【討論!】謀略天国日本−日本は情報戦をどう戦うか?[桜H24/7/14]
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=lvEcxG4PVbk
2/3
http://www.youtube.com/watch?v=n9ZJ6h5aTxE&feature=youtube_gdata
3/3
http://www.youtube.com/watch?v=bbtq5Q4kUO8&feature=youtube_gdata
【直言極言】日本の情報戦、その惨憺たる現実[桜H24/7/13]
http://www.youtube.com/watch?v=Mx1FkxqzPbc&feature=youtube_gdata

◆なお以下は今から約7年前に産経新聞にて
掲載された拙稿です。
扶桑社の中学歴史教科書(「新しい歴史教科書をつくる会」編)申請本の
全文コピーが、いとも簡単に海外にまで流出した件を例に。
<<情報戦にあまりに無防備な日本
― 白表紙本流出で思うスパイ天国ぶり ―
(産経新聞  2005年4月2日「正論」より転載)
  
◆<<出入り自由の国交なき国>>
「ベルリンの壁」崩壊直後だったから、かれこれ十五年前の話になる
そのころ、旧東ドイツ最後の北朝鮮大使だった人物にインタビュー
を申し込んだことがある。東ドイツという国家が消滅し、
大使を解任された彼には一種の解放感があったらしい。気軽にOKして
くれた。ところが、最初に会う場所を
「グリニッケ橋のちょうど真ん中、白線のあるところ」と指定したのには、
苦笑してしまった。

実はこの場所、東西ドイツの境界にある橋で、冷戦中は大物小物を問わず、
頻繁にスパイ交換に利用されたいわく因縁つきの場所だったからだ。
インタビューも盗聴の危険を避けるため、歩きながらという用心ぶり。
事前に集めた彼のプロフィルには、
ポツダム所在の俗称スパイ養成大学卒とあったから、その筋の人物とは
気付いていたが、これほど徹底しているとは思いもしなかった。

◆その彼の話がまた衝撃的だった。
「日本と北朝鮮は表向き国交がないが、その実、水面下では多くの
北朝鮮人が半ば公然と日本に出入りしている。
主な目的は日本での情報収集と世論操作だ。何しろ日本は音に聞く
スパイ天国だからね」というのである。<海外にも即時コピー流出>
この話とは、一見関係なさそうに見えて、実は私にはたいそう気に
なるのが、ここに来て再燃している新しい教科書問題である。

日本では検定申請された教科書は、公正さを保持するため、
どの会社の教科書かが分からないよう表紙を白くし、検定結果発表まで
公表を関係者に禁じている。
◆それなのになぜか、入手先を明らかに
できないはずのこの白表紙本の一つ、
扶桑社の中学歴史教科書(「新しい歴史教科書をつくる会」編)
申請本の全文コピーが、いとも簡単に海外にまで流出したのである。

韓国では、「アジアの平和と歴史教育連帯」(代表・徐仲錫成均館大教授)
なる市民団体の連合組織に手回しよく渡っており、彼らは早速に内外の
メディアを集めて記者会見を開き、「前回の検定時より歴史がさらに
歪曲(わいきょく)された」と、ひたすら一方的な反日批判を
展開してみせた。

ちなみに前回の検定とは、扶桑社が初めて検定に参入した
二〇〇一年のことで、当時は同社の白表紙本をいち早く入手した
朝日新聞と毎日新聞が、ネガティブ報道を繰り返し、中韓両国による
日本への執拗(しつよう)な内政干渉につながった経緯がある。
こうした外圧を当て込んで一方的に自国の弱体化を図る行為は、
◆欧米諸国ではケースによって反国家的破壊活動、スパイ活動と認識される
こともある。

ドイツもそうで、スパイを取り締まる
「連邦憲法擁護法」(別名・スパイ防止法)により、その取締機関として
憲法擁護庁と連邦情報庁が設置されている。
国内において国の安全を脅かす自国民および外国人による危険な活動を
監視したり、対外的な側面から、政治、経済、軍事、軍事技術分野の
諸外国に関する情報を諜報(ちょうほう)手段を用いて収集し分析したり
している。
こうすることで“目に見えない敵”による国家破壊工作から自国と国民を
保護しているのだ。

ところが不思議なことに、日本にはこれに相当する取締法も機関もない
スパイ行為は野放し状態で、内外、とりわけ近隣諸国のスパイにとって
格好の活動舞台となっている。

◆<日本に住む北の国会議員>
朝鮮総聯中央本部議長を務める徐萬述氏や、
在日本朝鮮民主女性同盟中央本部委員長で元愛知県本部委員長の金昭子氏など、
在日朝鮮人組織の要職にある計六人が、何と国交のない北朝鮮の国会議員
(最高人民会議代議員)として活動しているという事実を
どう考えればいいのか。

世界の常識とは到底相いれない異常な状態を放置し続けている日本は、
諸外国から奇異の目で見られている。

これなど、日本の情報=防諜(ぼうちょう)整備がいかに欠落している
の典型的な例といっていいが、従来の歯がゆいばかりの優柔不断な
対北弱腰外交も、突き詰めればその延長線上にある。
それもこれも、外交上の対抗策としての有利かつ決定的なカード
なる情報が不足しているからだ。
古今東西を問わず、諜報と防諜は表裏一体の関係として国家存亡の
カギを握っている。

◆「スパイ防止法」については、自民党が一九八六年六月に法案を作成、
国会に緊急上程した経緯があるが、その後立ち消えになっている。
とりあえずこの案をベースに再度立法化を急ぐ必要があろう。
スパイ天国・日本の汚名返上は日本の安全保障上、不可欠であるだけでなく、
同盟国に対しての責務でもある。>>

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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
40余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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