■天皇陛下80歳のお誕生日お祝いのフランクフルト記念式典にて

■天皇陛下80歳のお誕生日お祝いのフランクフルト記念式典にて
編集
◆昨日12月9日、フランクフルトでは日本総領事館主催の
◆天皇陛下の80歳のお誕生日ということもあったのでしょうか。
◆この式典ですが今回は、坂本総領事と舟木良恵総領事代理のご好意で
◆一人はフライブルグ40年在住の環境評論家前田成子さん。
◆何と、前田さんのご主人は加賀百万石といわれた前田利家の末裔。
◆その前田さん、[2009年10月16日 日本政府外務省より外務大臣賞]
http://www.eco-freiburg.com/gaimudaijinsyou.html 
◆例の猪瀬東京都知事に代わって、女性知事として辣腕を振るい活躍されたら・・・
◆二人目は「息子がドイツの徴兵制から学んだこと」作者永冶ベックマン啓子さん
◆=インテリジェンスウィークリー =より
◆【徴兵制復活には賛成、ただしドイツから学べ】
◆86歳の義母は広島で原爆を目撃した。
◆すべての事柄には、コインの裏表がある。
◆「息子がドイツの徴兵制から学んだこと」必読の内容だ。
◆ドイツがなぜ徴兵制を復活させたのか? 
◆「抗命権」なき軍隊は危うい
◆この重要な基本的人権の1つが、日本の自衛隊では
◆反対する権利は誰にもある。その意思表示をすることが出来なくてはならない。
◆ 納税が国民の義務であることは、徴兵制によって逆に鮮明になるだろう
◆ちなみにドイツの徴兵制ですが、2011年6月末を以て中止
◆あらためて天皇陛下の80歳のお誕生日、おめでとうございます。
◆『言志』16号 
=「盗人国家・韓国に対する国際包囲網は徐々に完成しつつある」=
クライン孝子
◆「表現者」
http://www.fujisan.co.jp/product/1281687591/?gclid=CKLAhd74uLYCFYLwzAodWm8A4A
連載 情報戦略ー余りにも大きな日独間の隔たり
「スノーデンが思い起させるアメリカの日本メデイア統制」
クライン孝子
◆なぜドイツは脱原発、世界は増原発なのか。迷走する日本の原発の謎 −クライン孝子
http://www.kairyusha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-7593-1203-4.html

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◆昨日12月9日、フランクフルトでは日本総領事館主催の恒例の
天皇陛下お誕生日記念式典が由緒あるフランクフルトのホテルで開催
されました。
◆天皇陛下の80歳のお誕生日ということもあったのでしょうか。
実に多くの日本人とドイツ人が参加し、記念式典は坂本総領事のこころのこもった
お祝いの言葉を皮切りに、粛々と進められました。
◆この式典ですが今回は、坂本総領事と舟木良恵総領事代理のご好意で
飛び入りの招待者が二人現れました。
一人はザールブルッケン大学の日本学科講師ヴォイガート立子女史紹介の
◆フライブルグ40年在住の環境評論家前田成子さん。
ご主人は音楽家で、二人のお子さんがおられる。
◆何と、前田さんのご主人は加賀百万石といわれた前田利家の末裔。
成子さんは、かつて徳川幕府において「寛政の改革」で大なたを振るった
松平定信の末裔です。
(参照:その1)前田成子のフライブルグ環境レポート
http://www.eco-freiburg.com/business.html
◆その2)2009年10月16日 日本政府外務省より外務大臣賞を頂きました
http://www.eco-freiburg.com/gaimudaijinsyou.html )

 前田女史と会話を交わしている中で、ふと、氏のような清廉潔白な人物で
そうした哲学に即して、凛とした生き方を全うしている方が、
◆例の猪瀬東京都知事に代わって、女性知事として辣腕を振るい活躍されると
日本の首都のイメージもかなりかわるのではないかと、
思ったものでした。さっそくその旨、お伝えしたところ、
氏は「いやいや私はそんな器ではない」と謙遜しておられましたけれど・・・・
◆二人目は、つい最近「息子がドイツの徴兵制から学んだこと(祥伝社新書) 」
を上梓された永冶ベックマン啓子さんです。
http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396113520

この本に関しては、売れ行きも良好だそうで、早速以下のような書評
もお目見えしています。
◆=インテリジェンスウィークリー
NO.1269 2013年12月8日 編集発行人 金澤竹哲】
 電話;090-1406-6041 FAX;03-5790-8311
 電子メール:angel@iweekly.jp = より、
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◆【徴兵制復活には賛成、ただしドイツから学べ】
 ◆86歳の義母は広島で原爆を目撃した。
当時、アメリカ軍は原爆の効果を調査するため、4つの都市を
わざと爆撃しなかった。京都、広島、小倉、長崎だ。
 義母の父親は、広島が空爆されないのはおかしいと、
山の上に疎開した。
女子学生だった義母の同級生は全員原爆で死んでしまった。
隣近所の人たちは「軍が守っているから安全だ」と愚かなことを
口にしていたという。
 山の上で、爆心地から避難してきた被災者の群れをみた。
皮膚が焼けただれた姿の地獄絵だった。
 だが、当時の女子学生たちは軍人、とくに海軍の将校に憧れていたという。
格好が良かったといまでも良く記憶しているそうだ。
 ◆すべての事柄には、コインの裏表がある。
同様に、日本でも、「軟弱な男の子ばかりになった。徴兵制を復活
させるべきではないか」という議論がある。
 デンマーク映画「アルマジロ」で描かれたのは、冒険を求めて
アフガニスタンの前線に志願してゆく若者たちの姿だった。
 命がけの体験は人を変える。
二十歳前後の若者にとって、大人になる通過儀礼としての徴兵制が
考えられてもよい時期になったのではないか。
とすれば何が議論のたたき台になるのか?
 
◆「息子がドイツの徴兵制から学んだこと」
(永冶ベックマン啓子著、祥伝社新書)は必読の内容だ。
<反対する多くの激しい国際世論=
「あのドイツ人に再軍備させ再び銃を手渡すのか!」=があった
にもかかわらず◆、翌1956年、ドイツ与野党一致の決断で、
”制服を着た国民の学校”または”一般兵役義務は民主主義の子”
としてスタートした。
 国防は主権者たる国民が平等に担い、納税とともに国民の当然の
義務として、理解された。
1957年、連邦軍が創立され、18〜45歳までの全国民に
12カ月間の兵役義務が課せられた。最初の3年間は、ナチス時代の
軍人はリーダーとして採用されなかったが、
あまりにも専門性に欠ける将校ばかりで、これでは教育訓練が
成り立たないという理由で、元軍人たちをリーダーに採用した経緯がある>
(19ページ)
 ◆ドイツがなぜ徴兵制を復活させたのか? 
そしてどのように運用してきたのか、現在はどうなっているのか、
日本はなにを学ぶべきかが、本書から読み取れる。
◆「抗命権」なき軍隊は危うい
 ドイツ徴兵制のキモは「抗命権」。60ページ。
<第二次世界大戦後のドイツ連邦共和国(1949年〜)の軍隊である
ドイツ連邦軍では、戦後のドイツ基本法の中で抗命権の行使が認められて
明文化されていることを知った。
フランスでも同様に、抗命権は認められている。
◆この重要な基本的人権の1つが、日本の自衛隊では、正確に比較は出来ない
かもしれないが、認められておらず、裁判もされることはないというのも
最近知った。
 ナチス政権で、人道に反する大きな犯罪行為を拒否出来なかった
悲劇自体を深く反省した結果であった>
<国の命令といえども、または連邦軍の士官、上官の命令といえども、
人道に反すること、あるいは、これは限度を超えて間違っているということに
◆反対する権利は誰にもある。自分の信念や宗教観・価値観・歴史観で考え
判断してどうしても異なる考えや立場を持つ場合、
その意思表示をすることが出来なくてはならない。
プロイセン王国時代(1701〜1871年)、
帝政ドイツ時代(1871〜1918年)、
ワイマール共和国時代(1919〜1933年)、
ナチス・ドイツ時代(1933〜1945)、
ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)時代(1949〜1990)から続いた
絶対服従の伝統を否定したもので、人間の良心と知性に基づいて、
裁判の判断を仰ぐことが出来るわけである。メディアが伝えているように、日本の自衛隊内での不祥事や、
自殺が多いというのも、遠くから離れて見ていると、根本的にそこに
抗命権がなく、考える力が欠けているからかと思われる>
 ◆ 納税が国民の義務であることは、徴兵制によって逆に鮮明になるだろう。
そして抗命権を巡る議論も、日本人を覚醒させる契機となるはずだ。
 ―― Copyright 2013/iw/ All rights reserved. ―― −===
(註:◆ちなみにドイツの徴兵制ですが、諸般の事情を鑑み、
2011年6月末を以て中止されました。「廃止」ではなく「中止」としたところが
ミソで、今後の国際情勢のいかんによって復活するという余韻は残されて
いるようです。)
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 というわけで、我々4人は、午後4時、会場のホテルのカフエーで待ち合わせ、
お互いに紹介しあい、談笑したあと、6時半に会場へと向かいました!
 ◆あらためて天皇陛下の80歳のお誕生日、おめでとうございます。
◆『言志』16号 
=「盗人国家・韓国に対する国際包囲網は徐々に完成しつつある」=
クライン孝子
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_21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦て
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴
40余年の経験を生かし、現地よりレポートします。
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と明記されていれば、転載・発言は大いに結構! 歓迎いたします)
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